

短時間でリフレッシュ!「酵素浴」の美容効果・特徴・注意点を解説
「酵素浴」とは?

「酵素浴」とは酵素菌や米ぬか、ひのきパウダーを発酵させ、発酵熱によって温浴する方法です。電気やガスを使って温めるのではなく、自然に発酵させ熱を発するので、暑苦しい感じやしんどさを感じにくい温浴法。
体感温度は40℃〜42℃前後ですが、身体の芯からじんわりと温まり発汗効果もあります。
自然治癒力や新陳代謝を活性させて、肩こりや腰痛、便秘、ストレス、疲労、冷え性、ホルモンバランスを緩和させたり、代謝が良くなることで美肌効果も期待できることが特徴です。
酵素浴の種類

米ぬか酵素浴
お米を精米する際に出る生ぬかから油を抽出し、残ったものから酵素を作り出し、発酵熱をおこします。
米ぬかにはビタミンE、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミン B2、ナイアシンが豊富なので美肌効果も高いことが特徴です。
おがくず酵素浴
ひのきなどの木材の切粉を使用し、植物や果物から抽出した液や薬草酵素を合わせて酵素を作り出し、発酵熱をおこします。
ひのきには殺菌効果があり、いつも清潔であること、香りによるアロマテラピー効果も望めることが特徴です。
酵素浴の入り方

STEP1:水分補給
酵素浴の前に水分補給をしておきましょう。酵素でしっかりと身体が密閉されるので、想定しているよりも発汗作用が見込めるためです。
STEP2:酵素風呂に入浴
酵素浴に入浴する場合はほとんどの場合、スタッフの方が全身を包むように酵素をかけてくれます。
しばらくすると身体がポカポカと温まり、じんわりと汗が出てきます。約15分〜20分程度の入浴です。
STEP3:シャワー
身体に付着しているおがくずや米ぬかをシャワーで洗い流します。
STEP4:水分補給
再びしっかりと水分補給をして、クールダウンしながらお着替えをおこないましょう。
酵素浴のメリットとは?

短時間でリフレッシュできる
お風呂の入浴に比べて酵素浴は顔以外の場所、足先から首までしっかりと温浴するのでしっかりと全身が温まり、汗となって老廃物が排出されます。短時間でスッキリできるおすすめの温浴です。
サウナのような息苦しさを感じにくい
ふわふわの米ぬかやおがくずが気持ちよく、まるでお布団の中にいるような感覚です。
サウナなどの息苦しさなどはなく、体感としては蒸されている感覚で、入浴後もしばらく身体がポカポカしています。
美肌効果が望める
冒頭でもご紹介したように身体が温まることで肩こりや腰痛、冷え性の緩和はもちろん、酵素の効果でお肌もツルツルになります。リラックス効果も高いです。
酵素浴のデメリットとは?

独特の香りが苦手な場合も
酵素浴のデメリットのひとつに、米ぬかやおがくずなどの発酵した匂いが苦手という方もいらっしゃいます。筆者は発酵した匂いといっても、そこまで気にならなかったので個人差があるかと思います。
のぼせてしまう可能性
短時間でしっかりと汗が出るので、日頃汗が出にくい方はのぼせたり湯あたりしたような感覚になる可能性があります。普段からのぼせやすいという方は、首元を少し空けてもらうようにスタッフに伝えると良いですね。
一時的な肌トラブルの可能性
代謝がよくなることで、体内に溜まっている毒素やニキビや吹き出物が一時的に出やすくなる場合もあります。酵素浴後はしっかりと洗い流して保湿しておくとことをおすすめします。
美容家が推奨!酵素浴をする上での注意点

酵素浴前後しっかり水分補給をする
酵素浴は思っている以上に短時間で汗がやすいので、入浴前と入浴後にしっかりと水分補給をしましょう。水分を飲まないと脱水症状をおこしたり、気分が悪くなる原因となります。
体調が良い時におこなう
酵素浴は発汗作用・温熱作用が高いので、体調の良い時におこなうようにしましょう。
体調が悪いときに急激に温めて発汗すると気分が悪くなる場合もあるので、体調が良いときがおすすめです。
酵素浴で全身を温めてリフレッシュしよう

冷え性の方や、短時間で全身を温めてデトックスしたい方におすすめの酵素浴。ふわふわの米ぬかやおがくずに包まれる感覚は、一度体験するとクセになる心地よさです。
今回ご紹介したデメリットや注意点もチェックしてから、ぜひ酵素浴を堪能してみてください。
- 執筆者:
- 寒川あゆみ