大豆イソフラボンを摂取していても2人に1人は意味がない!?
大豆イソフラボンを摂取してもエストロゲンに似た効果は期待できない?
健康や美容のために取り入れている人が多い大豆や大豆製品。私もカフェに行ったら必ず「ソイラテ」をオーダーします。そしてビューティーフード生活をしているので、動物性たんぱく質は食べていない代わりに、植物性たんぱく質である大豆製品を、日々必ず摂取しています。
消化に負担をかけないためもありますが、やはり女性らしくホルモンバランスを整えるためにも欠かせないため、一石二鳥!
ですが、そのイソフラボンを摂取しているつもりでも、実は、イソフラボンからエストロゲンに似た働きのある「エクオール」に変換できる人は10人中4人ほどと、実は少ないのです。
エクオールとは
大豆イソフラボンが腸内で吸収分解される際、ダイゼインという成分のまま分解されずに吸収する人と、エストロゲンにより近い成分であるエクオールに変換されて吸収される人がいるのだそう。しかも、その割合が日本人で43%。2人に1人は変換できていないことになります。
では、エクオールに変換できるようになるにはどうしたらいいのでしょう?
エクオールを作れる人は腸内細菌が素晴らしいのですが、人は本来みなさんそうであったようです。ですが、現代の食生活の変化が、大豆を食べる習慣が激減することで腸内環境も悪くなり、エクオールを作れる人が少なくなってしまったのです。
エクオールは簡単にチェックできます
せっかく大豆を食べてる人も、食習慣として大豆製品をあまり食べていない人も、エクオールが作れているかどうか、気になりませんか?
私は数年前すぐに検査しました!尿検査で簡単にチェックできるのです。1度目の結果は・・・5段階評価のうち、なんとレベル1。ほぼエクオールが作れていませんでした。かなりのショックでしたが、その後大豆製品をより食べるようになったら、その後の再検査で、見事にレベル5だったのです!腸内環境は食生活次第で変わるのだと感じました。
腸内細菌が定常に働くように、なるべく大豆製品を食べ続けるようにしてみましょう。エクオール検査は、株式会社ヘルスケアシステムズさんが行っていますので、ご興味ありましたら検索してみてくださいね。
- 執筆者:
- 室谷 真由美