【動画あり!】骨盤エクササイズで膣トレ&尿漏れ対策! 【動画あり!】骨盤エクササイズで膣トレ&尿漏れ対策!
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【動画あり】骨盤エクササイズで膣トレ&尿漏れ対策!

大手フィットネスクラブを中心にエアロビクス、ヨガ、ピラティス、骨盤ストレッチの運動指導をしています。インストラクター歴は 15年目。専門家チーム「A-WithPassion」所属。 ≪資格、ディ…
2017年02月22日
尿漏れなんてあり得ない、私には無縁だわ。と、思っているあなた!他人ごとではないのです。今、若い人でも増えている「尿漏れ」は中高年だけの症状ではないのです。そして、話題の「膣トレ」と尿漏れ対策は、同じ筋肉を鍛えることで改善されると考えられています。

骨盤底筋群という筋肉

最近、メディアでも取り上げられることが増えてきた「骨盤底筋群」。文字通り骨盤の底を支えているインナーマッスルです。

ひとつの筋肉ではなく“群”となっている名のように複数の筋肉で構成され、ハンモックのように骨盤の底に位置し、子宮や膀胱、尿道などの内臓を下からしっかりと支えてくれています。

また、「骨盤底筋群」は尿道や膣、肛門を締める役割も担っているのです。

骨盤底筋群が衰えてくると…

重力に逆らって二足歩行をしている私たち。そして加齢や運動不足がプラスされ、骨盤底筋群の筋力も衰えがちになってきます。くしゃみや咳、大笑いした時に「あれっ!?」と尿漏れを体験した人は、何もお年寄りだけに限ってないのです。

そして、膣圧の低下も深刻になってきます。

尿漏れのイメージ
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骨盤底筋群を活性化させるメリット

骨盤底筋群は筋肉の集まりなので、トレーニングで活性化し、筋力向上にもつながっていきます。

そして、尿漏れの予防と改善、頻尿改善、生理痛軽減にも効果があるといわれています。さらに膣圧もUPし、良いことがたくさん期待できるのです。

▶▶▶【実践動画】 骨盤エクササイズ

1. 仰向けになり、左右の膝、つま先~かかとまでぴったりと揃えくっつけます。両かかとはなるべくお尻に近づけましょう。

2. 手のひらを天井に向け、お尻の下へ入れます。そうすると、手の平一枚分、お尻が床から浮いた状態になります。ここがスタートポジション

骨盤エクササイズのイメージ
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3. 手の人差し指と中指で、お尻の真ん中を軽くタッチ。そこを指で持ち上げるような意識で、ゆっくりお尻をさらに持ち上げていきます。おへその裏側が床から離れる程度まで。ここがフィニッシュ

4. ゆっくりのカウントで【動画】を参考に30回を1セットとし行いましょう。

※一番大切なことは、膝が開いてこないように行うこと。疲れて膝が開いてしまったら、30回以下でもそこでエクササイズは終了しましょう。

必ずゆっくりのカウントで。速くしてしまうと反動をつけやすく、骨盤底筋群へアプローチできなくなります。

※一日に2セットまで。

まとめ

膣圧の不足や尿漏れは誰にも相談できず、密かに悩んでいる人も多いと思います。いろんなエクササイズはありますが、自宅で簡単に頑張り過ぎずにできるエクササイズをご紹介しました。『一日にして成らず』ですが、コツコツと実行してみてくださいね。

執筆者:
maki