目指せポカポカ女子!冷え予防とエイジングケアに◎な栄養素と簡単レシピ
冷えを侮るなかれ!
先ほども申し上げたように「冷え」は慢性化すると、体に様々な不調を引き起こす恐れがあります。
例えば代謝(カラダがエネルギーを生み出す力)の悪化。代謝が悪化すると、疲れが溜まりやすくなったり余分な脂肪が溜まりやすくなり、慢性疲労や肥満の原因のひとつに。また新陳代謝のサイクルが乱れて、肌荒れが起こりやすくなったり生理周期が乱れる可能性も。妊活にも冷えは大敵です。
冷えにもエイジングケアにも◎な栄養素とは?
冷えにもエイジングケアにもおススメの栄養素は、なんといっても「ビタミンE」。ビタミンEは、血流を促進して巡りを良くする働きが期待されています。
また、細胞老化のもとになる活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐ「抗酸化作用」が非常に高いため「アンチエイジングビタミン」とも呼ばれ、まさにエイジングケアに欠かせない栄養素です。
冷えを予防しつつ、お肌や体のエイジングケアもサポートしてくれるなんて、女性には嬉しい限りですよね!ビタミンEは毎日の食事に積極的に取り入れたい栄養素です。
ビタミンEが豊富な食材とは?
それでは、ビタミンEが豊富な食材をご紹介しましょう。
・オリーブオイル ・ひまわり油 ・ひまわりの種 ・落花生 ・アーモンド ・うなぎのかば焼き ・トラウトサーモン ・すじこ ・カボチャ ・赤パプリカ ・菜の花 ・モロヘイヤ など
ナッツ類は、全体的にビタミンEが豊富です。おやつ代わりやお酒のおつまみとしてつまんだり、ヨーグルトやサラダにトッピングすれば簡単に取り入れられます。赤パプリカやカボチャは食べやすい大きさに切り、冷凍保存で常備しておくと何かと便利です。
ビタミンEの上手な取り入れ方
ビタミンEは「脂溶性ビタミン」といって、油との相性が良い栄養素。一緒に摂ることで、体への吸収率が高まります。例えば、カボチャや赤パプリカをオリーブオイルで炒めて、塩やカレー粉などでお好みの味に整え、仕上げに刻んだクルミをトッピングすれば、ビタミンEたっぷりの最強のひと品が完成。ベーコンなどを加えてボリュームを出しても◎。フライパンひとつでとっても簡単なので、是非お試し下さい。
体の中からキレイに元気に。毎日の食事で賢くキレイを磨きましょう!
【参考文献】 ・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修 ・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著 ・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修 ・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修 ・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
- 執筆者:
- 國塩 亜矢子