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白湯で期待できる効果!簡単アレンジを食生活アドバイザーが提案

《修得資格》 ◆ フードコーディネーター ◆ 食生活アドバイザー ◆ 調理師 ◆ 認定心理士・健康心理士 心と身体を中心に、健康的な食生活の研究をしています!
2019年05月08日
美容や健康情報に感度の高い女性に人気の「白湯」。冷えた身体をほっこり温めてくれる以外にも、嬉しい効果に期待ができる飲み物です。今回は、食生活アドバイザーのE.Kさんに簡単アレンジもご提案いただきました!

「白湯」で期待できる5つの嬉しいこと

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消化機能の向上
白湯を飲んで内臓を温めることによって、消化機能の向上が見込まれます。

冷え性の緩和
白湯で身体が温まり血流が良くなることで、代謝アップや冷え性の緩和にも期待ができます。

むくみの解消
利尿作用でデトックスすることにより、むくみの解消に期待できます。

味覚のリセット
無味無臭の白湯を飲むことで、味覚のリセットができます。外食やコンビニ食の濃い味付けや、刺激に慣れてしまった味覚を正常に戻せると考えられています。

食欲のコントロール
白湯を食前に飲むことで、食欲のコントロールに期待できます。空腹に任せて一気に食べる癖がある場合は、白湯を飲んで一拍置くことで暴飲暴食を防ぐことができると考えられています。

専門家推奨!白湯はどんな方におすすめ?

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むくみがちな方
白湯は、冷え性・運動不足・デスクワークなどでむくみがちな方におすすめです。特にデスクワークの場合は、長時間座っていると下半身の血管を圧迫し、血流を悪くします。

白湯で内臓から身体を温めることによって、ドロドロになった血液をサラサラにし、体外に余分な水分を排出できます。

味の濃い食事が好きな方
日頃から外食やコンビニ食が多い方、自炊するときは生鮮食品ではなく加工食品を多く利用する方、飲み物に味がないと物足りないと感じるような方には特におすすめです。

味覚が薄味に戻ると自然と油分や糖分を減らすことができ、結果的にダイエットにも繋がります。

白湯を飲むおすすめのタイミング

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起床後すぐ
朝起きてすぐ飲むと、寝ている間に冷えた内臓を温めます。水分を負担なく体内に取り込み、血液を流れやすくします。

まだ学術的に立証された訳ではありませんが、白湯は“体が健康な時は甘く、毒素が溜まっているときに飲むと苦く感じる”といわれています。毎朝飲むことで、自分の健康のバロメーターとなります。

食事中
食事中に白湯を飲むことで、消化機能を助けます。また、過剰な食欲を抑えたり、食事をゆっくり食べるように動機づけることができると考えられています。

就寝前
夜就寝前に白湯を飲み、身体が温めることでリラックス効果が期待できたり、寝付きを良くするといわれています。

専門家提案!白湯の簡単アレンジレシピ

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生姜で免疫力アップ
スライスした生姜を入れて生姜汁にすることで、体が温まり免疫力アップに期待ができます。飲みにくい場合は少量の蜂蜜を加えてください。

生姜は漢方などにも用いられるほど健康によい食物です。体を温めるだけなく、抗炎症効果・婦人科系のトラブル・がん・糖尿病・心臓病のリスク低下につながるといわれてます。

フルーツ酢で疲労回復・代謝アップ
果物に含まれるクエン酸が疲労回復に、お酢に含まれるアミノ酸は代謝アップに期待できる栄養素です。市販されているフルーツ酢も良いですが、簡単なので自作をしても酸味や甘味のコントロールが自分の好みにできておすすめ!

「自家製フルーツ酢」の作り方
STEP1:好みの果物をよく洗い、キッチンペーパーでよく水分を拭き取り、適当な大きさにカット
STEP2:フルーツとお酢と甘味(蜂蜜や砂糖など)は1:1:1で、交互に清潔な容器に入れる
STEP3:冷蔵庫に保管し完成。1週間程度で飲み切るようにしましょう。

※白湯に加える際にジュースのような甘さにしてしまうと本末転倒です。甘味を加える際は150mlに対し大さじ1杯以下程度にしましょう。

白湯で身体をほっこり温めよう

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白湯は自宅で簡単に用意できるうえ、冷え性でお悩みの方などにとてもおすすめです。今回ご紹介したようなアレンジを加えたり、お好みの飲み方を楽しみながら白湯で身体を温めましょう。

執筆者:
E.K