

【甘酒ダイエット】食育指導士が効果を解説!おすすめレシピもご紹介
甘酒はダイエットに効果的?

腸内環境の改善
甘酒は腸内環境を綺麗にする効果が望めます。体内のデトックス効果を高めて、肌荒れ・便秘解消に期待できます。
代謝アップ
甘酒には、100種類以上の酵素が含まれています。酵素とは代謝に欠かせない重要な栄養素であり、体内に十分な量があることで太りにくく、痩せやすい身体作りに役立ちます。
ストレスの軽減
甘酒にはGABA・パントテン酸が含まれています。ストレスが溜まるとホルモンバランスが乱れてしまい、生理不順や冷え・むくみの発生に繋がります。
また、満腹中枢に刺激が入りにくくなり暴飲暴食を招くなど、太りやすくなる原因となると考えられています。
甘酒ダイエットの効果的な「飲み方」

朝食代わりに飲む
甘酒に含まれる豊富な栄養素は1日のエネルギー源となり、代謝アップが期待できます。また、これが最も甘酒ダイエットで効果が短期間で表れやすい方法です。
糖を含まない米・米麹で作られた甘酒は100gあたり81Kcal程度でありながら多くの栄養を含んでいるため、体内が栄養不足になることがありません。
間食代わりに飲む
食べ出したら止まらないときは、食べる量の足りなさではなく「栄養不足」が原因だと考えられます。
お腹を膨らませたいときは原液の2倍のぬるめのお湯、または無調整豆乳を加えてゆっくり飲むようにしましょう。
甘酒ダイエットの注意点

温め過ぎない
麹菌は温度変化に弱いため、温め過ぎは甘酒に含まれる栄養素を減らしてしまいます。 50度〜60度が一番おすすめの温度です。
飲み過ぎないようにする
砂糖が入っていないとはいえ糖質を多く含むため、炭水化物を多く摂ると太るように過剰摂取は返って太る原因に。
100mlあたり81Kcal程度なので、一度に摂る量は200ml(162Kcal)までに留めるしましょう。
下痢・脱水に注意
甘酒に含まれるオリゴ糖は、胃や小腸で消化されにくい性質があります。飲み過ぎはお腹が緩くなったり、下痢や脱水症状を引き起こす可能性があるので注意しましょう。
食育指導士おすすめ!甘酒の活用レシピ

煮物
甘酒は甘み・照りとツヤ・まろやかさを引き出すので、砂糖とみりん代わりに役立ちます。和食献立のほか、中華や洋食の献立にも活用できます。
甘酒のポン酢タレ
甘酒が酢の尖った酸味をおさえて、爽やかでまろやかな仕上がりにしてくれます。えごま油と合わせて、サラダ用ドレッシングにアレンジをしても野菜が美味しくいただけます♪
パンケーキ・パウンドケーキの砂糖代わり
砂糖の代わりに甘酒を使うと、まろやかな甘さを引き出せるうえに、仕上がりがふっくらと柔らかくなります。
上品でしつこくない甘さで飽きずに美味しく食べることができておすすめ。粉100gあたり、甘酒50mlが丁度よい量です。
甘酒ダイエットを楽しく取り入れよう

健康や美容に効果的だと話題の甘酒。そのまま飲むのが苦手…という方は、ぜひ今回ご紹介した甘酒の活用レシピで取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 執筆者:
- 内藤 絢