まぶたがピクピクする!?そんなときはこのツボ押し
さまざまな目のトラブルには「承泣(しょうきゅう)」
まぶたのピクピク感が気になるときは、承泣(しょうきゅう)というツボを押してみてください。位置は黒目の真下で、眼球と目の下の骨の間のへこみ。目をつぶった状態で、目の下の骨に向かって押してください。
このツボは、けいれんを引き起こしている眼輪筋の上にあるので、ピクピクしている筋肉に直接働きかけられます。また、東洋医学的には、目だけでなく顔の筋肉のけいれんにも良いと言われています。
おまけに目元にあるツボのため、目の充血や痛みなど、さまざまな目のトラブルにも効果を期待できるツボです。
顔のけいれんにもアプローチできる「顴髎(けんりょう)」
もうひとつ、ちょっと目から離れた位置にある顴髎(けんりょう)というツボも、まぶたのけいれん対策におすすめです。位置は、目尻からまっすぐ下におりていった、頬骨の下のへこみの部分。頬骨に向かって押すと痛気持ちいいところです。
このツボも、まぶたのけいれんだけでなく、顔のいろいろな筋肉で起こるけいれんにも使えるツボです。また、頬の腫れや顔の赤み、歯の痛みや唇の痛みにも効果があるとされています。
このふたつのツボ、美容効果もあるツボです
実はこのふたつのツボ、美容鍼でも使うツボなので、まぶたの症状のケアと同時に美容という観点からも使っていただきたいツボです。
承泣(しょうきゅう)は、目のむくみやクマのケアのためのツボであり、顴髎(けんりょう)は顔のむくみやたるみ、小顔効果が期待できるツボ。まぶたのけいれんが起こっていないときでも、ぜひ押してみてください。
気になるようなら病院へ
まぶたのけいれんが起こるのは疲れやストレスだけでなく、神経の病気など別の原因であるケースもあります。頻繁に起こる、なかなか改善しないなど、ちょっとおかしいなというときは、自己判断をせずに病院で見てもらうようにしてください。
- 執筆者:
- 木村 瞳