もっと太って老け見えしても。それでも今の働き方、ずっと続ける?【2】 もっと太って老け見えしても。それでも今の働き方、ずっと続ける?【2】
画像出典: fotolia

もっと太って老け見えしても。それでも今の働き方、ずっと続ける?【2】

1975年、静岡県生まれ。音楽業界での仕事を経て、30歳でエクササイズインストラクターに転身。その後、ホットヨガスタジオLAVAのプログラム開発職を経て、2009年7月にダイエット合宿施設「LAVAビ…
2018年09月03日
みなさま、こんにちは!ダイエットトレーナーの小山圭介です。今回の「ダイエット王子の愛のダイエットサポート奮闘記」は、30代・40代仕事女子のみなさまにお読みいただきたいエピソードの続きです!
ダイエット王子「小山圭介」の愛のダイエットサポート奮闘記
画像出典: 美LAB.

「ダイエット王子」の愛のダイエットサポート奮闘記♡Vol.18

今回のお客様は、常に仕事と締め切りに追われているWEBクリエイターのMさん(31歳/162cm/56kg)
-----------------------------------
■先生、私、やせたいんですけど、仕事が忙しくてなかなか時間が取れず・・・。30代にもなり、「あと3キロやせたい」と言い続ける人生を送りたくないので、一大決心でダイエット頑張りたいんです!
-----------------------------------
Mさん (31歳) 、162㎝、56㎏。WEBクリエイター。日々、締め切りに追われながら、昼夜問わず舞い込んでくるクライアントからの要望に応える生活。徹夜など、だんだん無理ができなくなってきているアラサー女子。

常に仕事と締め切りに追われているWEBクリエイター
画像出典: fotolia

規則正しい生活ができるくらいにほどほどに働きたいのに・・・

【前回のあらすじ】
仕事が生きているのか、本人が生きているのか分からないほど、お仕事で忙殺されていてダイエットどころではないMさん。生活は不健康そのもので、体からいろいろなSOSのサインとなる兆候が。このままでは・・・と、重たい腰をあげて、仕事の部分にメスを入れることになりました。

小山「Mさん、お仕事、本当はどうなったらうれしい?」

小山圭介さん
画像出典: 美LAB.

Mさん「そうですねー。そこまで稼ぎたい欲が強いほうじゃないので、本当は、適度にこなして、徹夜や深夜作業もしないで、規則正しい生活ができるぐらいにほどほどに働きたいです」

小山「そうなんだねー!そんなに稼ぎたい欲がバリバリにあるわけではないんだ。じゃあ、お仕事、選んで減らしていけばいいんじゃないのかしら?って、お聞きしていて単純に思ったんだけど」

Mさん「そうですよねー、ホントそうですよね(笑)。でも、つい、断れなくて、しかもギャラが安くて労力がかかる仕事、引き受けちゃうんですよ(涙)」

小山「なんとー(^_^;)、そうなんだ!」

Mさん「そうなんです。なんでこんなに安いのに、徹夜したり、急な修正依頼に応えなきゃいけないのよーって、いつもぶつぶつ言いながらやっています(笑)」

常に仕事と締め切りに追われているWEBクリエイター
画像出典: fotolia

小山「そっかぁ。それで、コンビニのごはん食べて、運動も疲れてできなくて、肌荒れ、肩凝り、腰の痛み・・・。お金も少ないのに(笑)」

Mさん「わー、先生、言わないでください・・・(涙)。そして、おまけに、やせない、結婚できない、みたいな(笑)」

小山「Mさん、明るくていいね☆」

Mさん「実は今日も徹夜明けで、なんかおかしくなってきました(笑)」

小山「なんとーーー(^_^;)」

今はダイエット王子(笑)の小山圭介、29歳の頃はニート生活を・・・

少し脱線話なのですが・・・。
実はボクも、30歳まで音楽の仕事をしていまして、レコード会社やプロダクションなどに所属しておりました。ですので、徹夜や深夜までの仕事など、しょっちゅうでした。段ボールを敷いて事務所に寝たりとか・・・。

Mさんの食生活については前回書きましたが、その頃のボクも同様で、コンビニのご飯やファーストフード、そして楽屋で出てくるお弁当などで体が形成されていました(汗)。当時、タバコもぷかぷか吸ってましたし、お酒も浴びるように飲んでいました。まさに不規則極まりない生活で、正直、お肌はボロボロ、3~4日に1回しかお通じが無い、なかなかの便秘でした・・・。

ジャンクフード
画像出典: fotolia

睡眠は浅いですし、いつもカリカリしていますし、集中力は無いですし、さらにはネガティブ思考、マイナス発言のオンパレード・・・。そして、究極的な完璧主義、他力本願、と、もはやどうしようもない、心身ともに不健全な状態でした。

そんな状態ですから仕事ができる訳もなく、大学卒業後、音楽系3社にお世話になりましたが、正社員で働けたのは1社だけ。そしてそこも数ヵ月で倒産。社員希望なのですが、試用期間が終わるとバイトでなら、と毎回言われてしまう使えないオトコ・・・。29歳の時の年収が、200万ちょっと・・・。

いよいよ心身からSOSが出てきます。朝、起きられない、仕事に行きたくない&行けない、誰とも会いたくない・・・。今思えば、軽い鬱症状です。音楽の会社を逃げるようにやめ、社会と距離を置き、小山圭介、29歳にしてニートになります(涙)。

ニートの男性
画像出典: fotolia

20代は本当につらかったです。今思い出しても、涙が出ますし、ご迷惑をおかけした会社の皆様や家族に、本当に頭が上がりません。そこから、数ヵ月のニートの後、ひょんなことから健康業界に進むことになるのですが、その辺りのエピソードはまたいつか(笑)。

このような過去があるだけに、
・健康のすばらしさ!
・人間はいつだって変われる!


さらには、
・仕事で人生は変わる!
・きっとみんなもっと幸せになれる!


ここを、世の中のみなさまに本気でお届けしたい、と心から思っています。20代のころ、あんなだったボクが、今はダイエット王子(笑)になっている。20代の頃のボクがもし今のボクを見たら、何て言うでしょう・・・。

小山圭介さん
画像出典: 美LAB.

あ、スミマセン、猛烈に話が脱線しました(^_^;)

わたし、母のことや子供時代のこと大好きだったんだなーって

~Mさんと、さらにお仕事のお話に!~

小山「ちなみにMさん、このお仕事のやりがいとか、好きなところってどんなところですか?」

Mさん「そうですねー。やっぱり表現するのが好きなので、いろいろなWEBをクライアントさんの意向にあわせてデザインしたり、あとは、私、「色」が好きでして、いろいろな色を使いながら作品を作るところにワクワクします!」

色
画像出典: fotolia

小山「そうなんだそうなんだ、いいねいいねー!表現するって、最高だよねー!そして、Mさん、たしかにキレイなお色のお洋服、お召しだもんね」

Mさん「わ、ありがとうございます!これ、手作りなんです」

小山「えーーーーー!ホント!?これはすごい(笑)」

Mさん「私、母親が家庭科の先生で、小さいころから私の洋服、母が作ってくれていたんです。だから、私もいつしか作るようになって!」

洋服づくり
画像出典: fotolia

Mさん「で、服飾系の大学に進んだのですが、WEB系の事務所でバイトしていて、WEBデザインに興味が出て、こちらの世界に入ったんです」

小山「そうだったんだねー!そいういきさつがあって、今の仕事についているんだ」

Mさん「そうなんです!実は、その大学時代にバイトしていたWEB系の事務所、お料理のサイトなどをたくさん手掛けているところだったんですね。私の母、家庭科の先生だからお料理も上手で、いつも色とりどり可愛いご飯を出してくれていて。だから、私もお料理が好きになって、その流れもあってバイトに応募したんです。母、庭で小さな畑もしていて、季節のお野菜を育てていたんです。真っ赤なプチトマトとか丸々と緑色に光っているピーマン、キレイだったなー☆プランターでお花も植えていて、それもとってもかわいかった!」

家庭菜園
画像出典: fotolia

小山「Mさん、お母様との昔話、とっても楽しそうねー!」

Mさん「なんか久しぶりに昔のことを思い出しながら、こうして先生に話してみて、母のことや子供時代のこと、本当に好きだったんだなーって!」

ジャストクエスチョン、ずっとWEBデザイナーするの?

小山「今のお仕事は?」

Mさん「んーーーーー。。。」

小山「ジャストクエスチョンしていい?」

小山圭介さん
画像出典: 美LAB.

Mさん「あ、はい、もちろんです」

小山「Mさん、ずっとWEBデザイナーするの?

Mさん「・・・」

正直言いまして、多くの方をサポートしてきている勘で、割りとはやい段階から、Mさん、転職するんじゃないかな、したほうがいいんじゃないかな、と感じていました。そして、転職したら100%やせるな!とも。

ここから、核心的なセッションに入っていきます。前回も書いた、「私、お花やさんになります」との発言は、いったいどのように出てくるのか!そして、果たしてMさんはお花やさんになるのか!?さらに、健康生活になってやせるのか・・・!?

小山圭介さん
画像出典: 美LAB.

次回のレポートは9/10(月)更新予定です。乞うご期待!

※本記事は、ダイエットトレーナー&メンタルコーチの小山圭介氏に、実際にお客様にダイエットサポートを行った際のエピソードをもとにご執筆いただいております。※効果には個人差があり、すべての方に同等の効果を保証するものではありません。

執筆者:
小山 圭介