食べていないのに太るのはなぜ?悲しい肥満を防ぐ3箇条
ありがちなNG食習慣を解消するOKポイント!
それでは、暑さで食欲が落ちてしまったときに「新型栄養失調」にならないために、しっかりと抑えておきたいOKポイントを3つお伝えします。
1:必要な栄養素のボリュームは日々同じではない
まず大切なのは、酷暑による体力の消耗が激しい時は、失った分の栄養素をしっかりと補う発想を持ちましょう。
2:栄養素の不足を防ぐには偏らない食事をしよう
時には、さっぱりと手軽に済ませる食事もいいですが、同じような食事が続かないように注意しましょう。
具体的には、そうめん・ざるそば・パスタ・冷やし中華・カップ麺などの麺類や、菓子パン・サンドイッチ・お茶漬け・甘いジュース・冷たいデザート(アイスクリーム・かき氷)といった暑くても食べやすい簡単な物(ほぼ炭水化物)だけで食事を済ませることが続かないようにするといいですね。
3:お腹は膨れるものの栄養価は乏しい「ジャンクフード」の摂取は、ほどほどにしましょう
ちなみにジャンクフードのジャンク(JUNK)の意味ってご存知ですか?実は、英語で、ズバリ…「廃品・クズ・ガラクタ」という意味なんです。ショックですね~。「ジャンク」なんて、どこかカッコいい呼び方しないで、「ガラクタ食品」・・・って、日本語表記してくれれば積極的には食べないかも?ですよね。
その特徴を簡単に言えば、糖質・脂質・塩分が多くて高カロリーだが、ビタミン・ミネラル・食物繊維などは、スカスカな栄養バランスの極めて悪い調理済み食品のこと。
間違ってもジャンクフードメインの食生活にはならないようにしましょう。
夏から秋へ健康的な美しさを支える食品
それでは、直ぐに始められる改善法として、暑さで疲れた身体に不足がちな栄養素と、具体的な食品名をご紹介します。
過不足なく多くの栄養素を摂るのが基本ですが、中でもこの時期に特にしっかり補いたい栄養素は、たんぱく質・ビタミンB群・ビタミンA・ビタミンC・カルシウム・カリウム・マグネシウム・クエン酸などです。
それぞれの栄養素を多く含む食品です。
■たんぱく質:(肉・魚・卵・大豆製品)
■タウリン:(カキ・タコ・イカ・アサリ)
■ビタミンA:(抹茶・焼きのり・人参・豚や鶏のレバー)
■ビタミンB群:(豚肉・牛肉・ラム肉・卵・大豆)
■ビタミンC:(アセロラ・赤ピーマン・ケール・レモン・キウイ)
■クエン酸:(レモン・グレープフルーツ・キウイ・梅干し)
■カルシウム:(干しエビ・イワシ・チーズ・ケール)
■マグネシウム:(アオサ・ワカメ・昆布・干しエビ・全粒粉のパン・アマランサス入りの玄米:(ご飯)
■カリウム:(ワカメ・昆布・バナナ・メロン・トマト・セロリ)
栄養失調の肥満を防ぐ3箇条
最後に、「食べていないのに太る」という悲しい肥満を防ぐ3箇条をお伝えします。
1:食事バランスを見直して、空腹を満たす食事から栄養を満たす食事へ
2:涼しい時間帯や場所で、軽い運動を行って血流を良くしましょう
3:よく噛んで食べることで、唾液の分泌や胃腸の働きを活発化して消化・吸収力を高めましょう
OK和男お勧めの3箇条を実践して、元氣に美しく秋を迎えましょう。
マハロ~♪
- 執筆者:
- OK和男