エステティシャンが教える!スキンケア忘れてない?「首、デコルテまでがお顔」 エステティシャンが教える!スキンケア忘れてない?「首、デコルテまでがお顔」
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スキンケアは顔だけじゃダメ?年齢が出やすい「首・デコルテ」ケア法

大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…
2018年06月05日
年齢と共に気になり出すのが首やデコルテライン。「首のシワ」や「デコルテニキビが気になります‥」といったお悩みは意外と多いもの。お顔のスキンケアはきちんとおこなっているのに、首やデコルテまではスキンケアはおこなっていないという方もいるのでは?今回はエステティシャンである筆者が「首、デコルテまでがお顔」であるスキンケアの仕方をお教えします。

■首やデコルテが気になる、年齢が出やすいその理由とは?

お顔のスキンケアはきちんとおこなっているのに、首やデコルテのスキンケアはしていないという方も多いのではないでしょうか?首やデコルテのスキンケアをしない事で乾燥していたり、紫外線ダメージを受けて気づけばシワやシミができていたなんてことも‥。

さらに首やデコルテは頭を支えている部分なので、負担がかかりやすい上、緊張状態や姿勢などによっても肩こりや首こりが起こりやすく、さらにリンパや血行が悪くなりがちに。

そうすると老廃物が溜まり、お顔のむくみやデコルテの詰まりや脇の詰まりが起きたり、肌代謝に影響することで、お肌のトラブルやニキビなどの原因のひとつにもなります。

なので、お顔をスッキリさせ、お肌のコンディション、首のシワやデコルテニキビを改善させるためには、デコルテまでがスキンケアの基本となります。

首やデコルテのケア
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■しっかり泡立てた泡で汚れを落とす、スキンケアでたっぷりと保湿

洗顔の際には、しっかりと泡立てた泡で首やデコルテの汚れを落としましょう。汚れを丁寧に落とした後はスキンケアの浸透力もアップします。月に1度や2度のベースで角質ケアのパックなどを取り入れるとさらに良いですね。

洗顔の後はお顔につけているスキンケアと同じもので良いので、化粧水を首、デコルテに浸透させ、乳液やクリームをたっぷりと付けながらマッサージをするようになじませましょう。

首は下から上に持ち上げるように流すこと、デコルテは片腕ずつ横に広げて鎖骨周りを揉みほぐしたり、脇のリンパを揉んだりとマッサージしながらスキンケアをおこないましょう。

首や鎖骨周辺までスキンケアをおこなうだけでも一気に血行が促進され、リンパの流れもよくなるのでお顔のむくみ予防や肩こりや首こり予防にもなります。

鎖骨周りを揉みほぐす
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■日中は必ず紫外線予防

これからの紫外線が強くなる季節だけではなく、年間を通して紫外線から守るように、首にも日焼け止めを塗るようにしましょう。首は服を着ていない部分になるので、しっかりと紫外線を受けています。紫外線の種類によっては真皮層まで到達する事でコラーゲン繊維を破壊してシワの原因のひとつになったり、肌表面が焼けてシミの元を作り出す原因のひとつにもなります。

日中は紫外線から守り、スキンケアによって保湿することとマッサージによって循環をよくしておくことで、シワやシミを予防することができるでしょう。

このように、数年後首のシワが深くなって嫌だなあ‥、首にもシミがある!デコルテのニキビなんとかならないかな?と思わないためにはお顔と一緒に首、デコルテまで紫外線予防とスキンケアを取り入れてみてくださいね。

執筆者:
寒川あゆみ