首のシワは治りにくい!?今からきちんと予防しましょう 首のシワは治りにくい!?今からきちんと予防しましょう
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首のシワは治りにくい!?若々しい首元になるための予防策4つ

美容薬学検定1級、コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定1級)、メイクアップアドバイザー検定資格保有。マスコミ系企業に就職中美容資格をいくつか取得し、美容ライターとして活動を始め、その後独立。キレイにな…
2017年02月02日
年齢を重ねると、首のシワが気になってきます。首にシワがあると、どうしても老けて見えてしまいがち。まだケアは早い…と思っていても、できてしまうと治りにくいのが事実です。今からしっかりと予防をして、いつまでも若々しくいられるようにしましょう。

首のシワはどうしてできるの?そのメカニズムをお教えします!

首の皮膚の下には、頸椎(けいつい)という骨や軟骨、甲状腺があります。これらの凹凸に沿って、皮膚にシワができてしまうのです。骨格的にシワができやすい方もいらっしゃいますし、痩せ型、ぽっちゃり型の方もできやすくなります。痩せ型の方は縦ジワが、ぽっちゃり型の方は横ジワができやすい傾向にあります。

首も顔と同じで、紫外線の影響を受けます。紫外線はシワの大敵。それが多くの原因です。ファンデーションにはUVカット効果が入ったものがありますが、首にはあまり塗らないですよね。首に塗るとお洋服についてしまうことも…!つまり、顔よりも首の方が紫外線の影響を受けやすいのです。

また、加齢によるコラーゲン不足もシワの原因に。外的要因と内的要因、どちらも考慮した予防策が必要となってくるのです。

首のイメージ
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日々の積み重ねが大切!首のシワはこうして予防しよう

外的要因である紫外線対策はしっかりと行って。日焼け止めは首にも塗りましょう。冬でも紫外線は降り注いでいるので要注意ですよ。また、マフラーを巻いてみるのも良いでしょう。夏場はストールで対策してくださいね。

ビタミンC誘導体レチノール配合の化粧品を塗るのも良いでしょう。肌の真皮にあるコラーゲンを増やす役割があるからです。

また、日々の姿勢にも注意して。猫背で歩いていると、首の筋肉がたるみ、シワができやすくなってしまうのです。胸を張って背筋を伸ばし、緊張感のある姿勢をキープしましょう。正しい姿勢は、顔のたるみ防止にもつながりますよ。

姿勢に注意するイメージ
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また、ツボ押しをしてみるのも一つの手です。「天窓(てんそう)」というツボは、首もとの血行を促します。これも首のシワ予防になるのです。

「天窓」の場所は、耳の下にある首の太い筋肉の後ろ側にあります。喉仏からの延長線上の高さにあります。ここのツボを人差し指の腹で「気持ち良い」と感じる程度に3〜5回押してくださいね。

首は繊細な部位!優しくケアしてシワ知らずに

首の皮膚は薄く、繊細です。ケアをしているときに力を入れすぎると、逆にシワの原因になってしまうこともあります。化粧品を塗るときは、擦ったり引っ張ったりせずに優しく浸透させましょう。ツボも、強く押しすぎるのは良くないですよ。

優しい首のケアを毎日行って、いくつになってもキレイな首元を保ちましょう。若々しく見られるはずですよ♡

執筆者:
西田 彩花