“食事”で夏の悩みを解決してカラダの中からキレイを磨こう!【前編】
夏のお悩み【1】紫外線
多くの女性が挙げる夏のお悩みの代表といえば、やはり紫外線ダメージではないでしょうか。紫外線は春先からどんどんと強くなり、7~8月の真夏にはピークに達します。日焼け止めや日傘、保湿パックなどでのアウターケアはもちろん、食べ物によるインナーケアも不可欠。
シミなどの肌トラブルは、美容液などの化粧品で表面的に薄くすることができたとしても、細胞の根底からキレイにしなければ完全に消えることはありません。“イマドキ美容”はアウターケア+インナーケアのダブルケアがポイント!細胞の老化を防いでくれる抗酸化作用の高い食材を積極的に取り入れることをおススメします。
色の濃い夏野菜には抗酸化作用の高いものが豊富です。旬の食材を取り入れることは、自然とその季節の悩みを解決することにつながるんですね。
夏のお悩み【2】夏バテ症状
湿度も気温も上がる夏は体調不良を引き起こしやすい季節。
厳しい暑さの屋外と、冷房のガンガンきいた肌寒い屋内の移動を繰り返していると、カラダの体温調整が気温の変化に追い付かず体調を崩しやすくなります。カーディガンなどの羽織り物を常備することは、冷え症対策だけではなく、気温の変化によるカラダへの負担を減らしてくれます。
体調が崩れると食欲が落ちがちですが、食べないとどんどんカラダは弱り、倦怠感が取りきれず慢性疲労を引き起こしかねません。食欲がなくても3食きちんと食べることはとても大切です。
夏バテで食欲がない時の食事ポイント
●胃腸を刺激してくれるスパイスや薬味がきいた料理
カレーやタコス、エスニック料理、薬味たっぷりのカツオのたたき など
スパイスや薬味のきいた料理は胃腸を刺激してくれます。奥深く複雑なスパイスの香りは味覚だけではなく嗅覚も刺激してくれるので、お好みの香りがあればリフレッシュ効果も期待できますよ。
●疲れを取り除いてくれる酸味のきいた料理
酢の物や梅干、柑橘類 など
クエン酸や酢酸はカラダに溜まった疲労物質(乳酸)の代謝をサポートしてくれるため、疲労回復効果があると言われています。さっぱりとした味わいで気持ちもシャキッとなりますよね。夏は特に、酸味のきいた料理を毎日1品取り入れることをおススメします。
●カラダをクールダウンしてくれるひんやりと冷たい料理
具だくさんの冷やし中華や冷製パスタなどの冷たい麺料理、冷製スープ など
湿度も気温も高い夏は、カラダの中に熱が溜まりがち。熱中症対策のためにもこまめな水分補給とあわせて、カラダをクールダウンしてくれる料理を取り入れることも必要です。
また、ざるそばやざるうどんなどは単品では栄養が不足しがち。必ず副菜をプラスして、タンパク質や野菜類も積極的に取り入れるようにしましょう。薬味に使われる生姜やネギはカラダを温めてくれる働きがあるので、たっぷりと入れることをおススメします!
~【後編】に続く~
- 執筆者:
- 國塩 亜矢子