頬のハリ感がなくなってきた‥ほうれい線が目立ってきた気がするその原因とケア法とは? 頬のハリ感がなくなってきた‥ほうれい線が目立ってきた気がするその原因とケア法とは?
画像出典: 美LAB.

頬のハリ感がなくなってきた!ほうれい線が目立つ原因とケア法

大阪谷町九丁目エステサロン「private salon Laule'a」代表。自身のコンプレックスから美容に興味を持ち、エステティックの道へ。「美容をもっと楽しんで、生活の一部に取り入れて欲しい。」そ…
2018年03月26日
鏡を見た時に、「数年前に比べて頬のハリ感がなくなってきた‥」「頬の位置が下がった気がする」「ほうれい線が目立ってきた」と感じることはありませんか?この見た目年齢の一つであるほうれい線を放っておくと、どんどん濃く深く長くなり、お顔印象が変わってきます。ほうれい線を一気になくすことはできませんが、濃く深く長くさせないための予防は日頃のケアでもできますので、その方法をエステティシャンである筆者がご紹介します。

■これってほうれい線?お顔のハリが減っている?ほうれい線チェック!

数年前に比べて頬の位置が違い、鼻の横からうっすらとほうれい線があるだけで、表情や顔の輪郭まで違って見え、若々しさがなくなった気がしますよね。ほうれい線になりやすいサインをチェックしてみましょう。

・無表情の顔をしてみた時にほうれい線の影や線がうっすらある
・以前は頬の位置が上の方にあったのにたるんだ気がする
・目の下、頬の毛穴が目立ってきた
・枕やシーツなどの跡がなかなか消えない
・太ったり痩せたりを繰り返している
・肩こりや首こりがある、姿勢が悪い
・以前に比べてアゴやエラの張りが気になる


これらの状態がたくさん当てはまると、皮膚の弾力が減少してきていることと、表情筋が低下してきているサインです。

ほうれい線
画像出典: fotolia

■ほうれい線、お肌のハリ感が減る原因とは?

年齢とともに、お肌の弾力やハリ感がなくなり、ほうれい線やシワが増えるということはご存知かと思います。どうしても年齢とともに自然に老化はするものですが環境老化といって、日頃の生活や環境の中で老化スピードをさらに加速させてしまう原因もあります。

本来、骨の上に表情を作る筋肉や脂肪やコラーゲン、血管などの皮膚組織がありますが、紫外線をたくさん浴びることでコラーゲン層が破壊されてお肌の弾力が低下してしまいます。

また、食生活によるビタミンC不足や活性酸素やストレスによって体内のビタミンCが破壊され、肩や首、目の疲れなどによって血流が悪くなったりすることで、土台となる筋肉が緩くたるんでしまします。

そのほか脂肪が増えたり減ったり、血流が悪くなるなどのさまざまな原因が重なり、骨から皮膚組織がずれ落ちることでほうれい線であるシワとなり、さらにフェイスラインの崩れによるたるみにつながります。

ほうれい線の原因とは
画像出典: 美LAB.

■ほうれい線を濃く、深く、長くさせないための予防

年齢とともに出来てしまうのは仕方がないけれど、できるだけほうれい線を深く、濃く、長くはしたくないもの‥。そうならないために気をつけるべきこととは?

(1)お肌は乾燥させないこと
まず、どのようなお肌の悩みに対しても共通する原因は「肌の乾燥」。スキンケア不足によるお肌の水分と油分の量が少ないと肌代謝が乱れてしまい、乾燥によって砂漠のようにひび割れが起きてしまいます。そうなると小ジワからどんどん深いシワへと進行するでけではなく、その隙間から紫外線などの外的ダメージなども侵入しやすくなります。日頃から優しくたっぷりとスキンケアをおこないましょう。

(2)UVケアは必須
紫外線から守るUVケアは年中必須です。春や夏だけではなく秋冬も紫外線は降り注いでおり、室内にも侵入しています。それにスマートフォンやパソコンなどのブルーライトも日頃から浴びていますので、メイクの前や外出時にはUVケアは必ずおこないましょう。

(3)マッサージでお顔の筋肉をほぐす
姿勢が悪い、肩こりや首こりがある場合、緊張状態が続くなどで筋肉がこり固まると血流が悪くなったり、リンパの流れが悪くなるのでくすみや表情のたるみ、フェイスラインの崩れへとつながりますので、スキンケアの最後にクリームを塗ったついでや入浴中などに優しく滑らすようにお顔の表情筋をほぐすマッサージをおこないましょう。

(4)栄養バランスのとれた食事とビタミンを意識しよう
不規則な食生活や、コンビニ弁当や外食ばかり‥といった偏った食事になってしまう方は意識的に栄養バランスのとれた食事メニューを意識したりサプリメントなどで足りていないものを補うようにしましょう。

スキンケア
画像出典: fotolia

このように、「お肌のハリがなくなってきた?」「ほうれい線が目立ってきた?」といった老化のサインが現れたら、早急にケアを見直してみましょう。サインに気づかないよりはラッキーです。放って置かずに今からケアすることが5年後、10年後に差がつきますよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

執筆者:
寒川あゆみ