

腹筋エクササイズならコレ!美ボディを目指す人必見♪
腹筋エクササイズをしても腹筋に効かない理由
腹筋エクササイズをご紹介する前に、何故腹筋に効かないのか、その理由に触れておきましょう。
腹筋エクササイズには、上体を起こす「シットアップ」や「クランチ」、骨盤から下半身を起こす「レッグレイズ」や「リバースクランチ」などといったものがあります。
これらのエクササイズで腹筋に効かせるには、骨盤を後傾させることが条件となります。しかし、これらは膝を立てた、あるいは脚を上げた状態で行うため、股関節屈筋である腸腰筋が機能しやすくなり骨盤の後傾動作を妨げてしまうのです。
「腹筋エクササイズをしても腹筋ではなく太ももの付け根に効いてしまう…」というのは、その理由からなのです。

コレ1つで正しい腹筋を!オープンニー・アブドミナルクランチ
腸腰筋が優位に機能する場合、以前にもお伝えしたように腸腰筋へのストレッチと骨盤後傾動作を高めるストレッチでも解決できますが、時間が限られてしまうとできればエクササイズやストレッチは最小限に抑えたいものです。ということで今回は「オープンニー・アブドミナルクランチ」というエクササイズをご紹介します。
その名の通り、両膝を開いた状態で行うアブドミナルクランチで、ストレッチをしなくてもコレ1つで美ボディになれちゃうかも。
1.両膝を立てて仰向けになり、両手は耳の後ろに添えて立てていた両膝を開きます(写真1)。
2.息を吐きながらミゾオチを軸に上体を起こし腹筋が収縮していることを感じたら、息を吸いながらゆっくり上体を下ろしていきます(写真2)。
15〜20回を1分程度の休憩を入れながら3セット行います。

動作中は両肘を開いた状態をキープしましょう。両肘を閉じてしまうと腕の力を使って起こしてしまいやすくなるからです。肩甲骨上部が床から離れるところまで上体を起こし、下ろす際は完全に下ろしきらないようにします。ミゾオチから上体を起こすように心がけましょう。
両膝を開くことで腸腰筋が関与し難くなるため、腹筋への刺激を十分感じられるようになります。
皆さんぜひお試しください!
- 執筆者:
- 町田 晋一