

「エラ張り」の原因って?小顔に導く方法を整体師が徹底解説!
「エラ」が張る原因とは?

食べ物を噛むときに使う「咬筋((こうきん)」という筋肉が硬くなると、エラ張りの原因につながります。
まず最初に、咬筋が硬くなる具体的な原因を把握していきましょう。
長時間パソコンやスマホを使う
パソコンやスマホを長時間使用していると、うつむき姿勢になりがち。下あごに頭の重みがかかることで、咬筋が硬くなってしまいます。
歯ぎしり・食いしばり
仕事や日常生活でストレスがたまっていると、顔の「表情筋」や頭の「側頭筋」が緊張します。
これらの筋肉の緊張は歯ぎしりや歯の食いしばりの原因となり、エラ張りを導く傾向があると考えられています。
食事中に前歯を使っていない
食事の際に奥歯しか使わずに咀嚼すると、咬筋が鍛えられていきます。
もちろん奥歯を使ってしっかり噛むことは大切ですが、意識的に前歯も使って奥歯だけに偏って動かさないこともポイントです。
エラ張りを解消する「顎のエクササイズ」

あごを左右にそれぞれ10秒間ゆっくりと動かしましょう。エラ張りの解消だけでなく、あごの歪みを整える効果も期待ができます。
エラ張りを解消する「口のエクササイズ」

10秒間、大きく口を開けたり・閉じたりしましょう。あごの関節のコリが解消され、エラが張りにくくなりますよ。
エラ張りを解消する「頬骨のマッサージ」

下あごの角の骨から指1本分内側に「頬車(きょうしゃ)」というツボがあります。そこを中心に親指を当て、上方向に押し上げるのもおすすめです。
グーの手で10秒間程度ほぐしてみましょう。水分代謝が良くなり、フェイスラインのむくみを改善へと導きます。
エラ張り対策におすすめの方法

姿勢を正す
猫背や巻き肩で前傾姿勢になると、首が縮こまり顔が大きく見えてしまう原因に。その状態で顎だけ上に上げると首のコリや、フェイスラインまわりの筋肉に変な負荷を与えてしまいかねません。
常に姿勢を正しているように意識するだけでも、エラ張りの予防につながります。
適度な高さの枕を選ぶ
高すぎず・低すぎない、適度な高さの枕を選ぶこともエラ張り対策におすすめ。低すぎて頭が心臓より低い位置にくると、血液やリンパが流れ込み、むくみ顔の原因につながる可能性があります。
逆に高すぎても首にシワができたり、下あごに力が入るため咬筋が硬くなりやすいので注意しましょう。
就寝1時間前にはテレビやスマホの電源を切る
音や光が出るものは自律神経の交感神経を活発にするため、寝つきの妨げになります。その結果ストレスがたまりやすく、首や顔の筋肉が緊張したり、エラ張りの原因となります。
特にスマホが頭の近くにあると、メールや電話などがいつくるか分からない覚醒状態になることも。疲れが取れにくくなったり、歯ぎしりの原因にもつながりやすいので、寝る前はリラックスできる環境を整えましょう。
寝るときはマウスピースをつける
マウスピースは顎や首の筋肉の負担を減らし、エラ張りを改善に導いてくれます。他にも、頭痛や肩こりを和らげる効果も期待できます。
熟睡しやすくなり、疲れも取れやすくなるのでおすすめです。
エラ張りを解消して小顔を目指そう!

今回ご紹介した「エラ張り」を解消する方法はどれも簡単なものばかりです。余裕がある方は、すべて実行していただくと小顔になる近道になるはずです!
1日何かひとつでも、ぜひ試してみてください♪
- 執筆者:
- 横内 稚乃