夏に向けて体のむくみが気になる方に 夏に向けて体のむくみが気になる方に
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【動画あり】エコノミークラス症候群にも効果的!脚のむくみ対策運動で血流促進

(社)国際細胞活性協会 理事。 表参道セラサイズ・スタジオ マスターインストラクター。 理事として表参道セラサイズ・スタジオの運営と、「動きの基準」を担当。セラサイズの動きと意味を伝えつつ、「…
2016年05月10日
ずっと立っていたり座り続けていたりすると、足のむくみで靴がパンパンになったりしませんか?身体の血流が悪い方は、夏にはますますむくみが辛くなります。むくみとは、重力に勝てずに下半身に水分が滞っている状態です。むくみがある方は冷え性の場合も多いですよね。夏の冷え性も深刻です。定期的な適度な運動で、身体全体の血流を良くするのが、まず第一です。

血流を良くする運動は?

血流をよくする運動とはどんなものでしょうか。一気に走ってみたり、筋トレをして次の日に筋肉痛になったり、だるさがきてしまうのはやりすぎです。

細胞はそこまでやらなくても、次の日にスッキリと起きられる運動で充分変えることができるのです。身体全体のバランスをとることが大事ですね。

運動の疲れのイメージ
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▶▶▶【実践動画】脚のむくみ対策のセラサイズ

1つの運動で常に身体全体のむくみがとれるわけではありません。なぜなら、同じ運動には筋肉も脳も慣れてしまうからです。

ずっと同じ姿勢をしていたりして、あとからやってくる辛いむくみを迎えない為に、ひとつ、セラサイズをご紹介します。

これは、エコノミークラス症候群にも充分効果があります。大変な思いをされている方や、これから旅行に行かれる方にもお伝えしたい動きです。

1.両方のかかとをつけてつま先を開いて立ち、上半身に力を入れ固定させます。
2.片方のかかとを、足裏の筋肉を感じながらしっかり上げます。
3.上げたかかとをゆっくり下ろしつつ、逆のかかとをゆっくり上げていきます。

それを繰り返します。内向きでも、同じようにやってみましょう。

《ポイント》
1.上半身が縦や横には動かず止める意識で。
2.脚の色々な筋肉を感じながらゆっくり。
3.疲れたら止める。

次の日に筋肉痛になったりだるくなってしまう場合は頑張りすぎです。もっと回数を減らしたところから始めましょう。逆に、次の日何ともなければ、回数を増やしても大丈夫。体力に合った適度な負荷が良いのです。

まずは具合が悪くなる前に動かしましょう 

具合が悪くなった後では、回復に時間もかかります。疲れた時こそ、じっと休むより、軽く動かしたほうが、細胞を修復するストレスたんぱく質が発現して、疲れもとれますよ!

執筆者:
HIROKO