肩こり腰痛は「足」の問題が関係している?足の悩みは筋力アップで解決!
■足の筋力低下は大問題!今から筋トレ
日本人の70%近くが偏平足や外反母趾の悩みを持っています。また、20%近い人は、甲高で悩んでいて、正常といえる人は1割程度しかいないこと、ご存知ですか?ちゃんとしたケアを行わないと、年齢と共にどんどんひどい足になります。
ひどいとは、疲れやすい、巻き爪、指が曲がったまま、タコ、魚の目、偏平足のような症状だけでなく、炎症での痛みや外反母趾での手術などの可能性など。思っている以上に足のケアは大切です。
足にはアーチがあります。そのアーチが体重を支え、衝撃から守ってくれていますが、このアーチは筋肉で支えられているため、筋力が低下してくると負担がどんどん増えていきます。
足の筋力の低下は足の問題だけなく、ひざの痛みや股関節の問題、そして、足とは無縁そうな腰痛などにも影響が出始めます。
足の裏のガサガサな乾燥をケアをしていてもひどくなる人は、足全体を使って歩けていない可能性があります。これも、アーチが問題。
アーチがしっかりしていて、足の指まで踏み込めていれば、足の裏のターンオーバーが正常に動きます。とくにヒールなどで足を酷使している人は、年齢に関係なく今からケアを行いましょう。
■簡単!足に効果がある運動
(1)指ににぎにぎ運動
タオルを敷き、その上に立ちます。グーパーを繰り返すと、タオルが自分の方によってきます。寝る前は、これを2セット行うと、足の疲れが取れやすくなります。オフィスでは、グーパーを繰り返すだけでも効果があります。
(3)歩く
スニーカーもしくは、4㎝程度のヒールがある靴で歩きます。場所は必要なく、2~3時間に1回、1分程度オフィスを歩くだけでOK。土踏まずが上がっていることを意識しながら歩くことがポイントです。
タコや魚の目は放っておいてる、いつも靴ずれをするなど、足の問題を抱えている人はそのままにしておくと、骨格のバランスが乱れ、腰痛や肩こり、胃下垂や猫背など、全身の不調を招いています。
体重を支えてくれている足、人の前に出ることは少ないですが、ネイルや髪の毛と同じようにケアをしてあげてください。
- 執筆者:
- 山田 みき