やっぱりすごい納豆の美容効果!腸内環境が整い、みるみる美肌に
納豆菌の栄養素・成分
【納豆菌】
・ビタミンK
カルシウムが骨組織に吸着される働きを助ける。骨の形成に不可欠。
・ポリアミン
細胞分裂や増殖に欠かせない成分のひとつで、抗酸化作用や細胞の老化抑制作用を持つ。
・納豆キナーゼ
血栓を溶解する働きを持つ酵素。体内に入ると血管内皮細胞を刺激し、血栓溶解因子t-PAを作る。
・ジピコリン酸
強い抗菌作用があり、病原性大腸菌O-157への抗菌効果が期待できるといわれている。納豆の発酵活性を高める働き。
・多糖類、水溶性食物繊維
ネバネバ成分を構成する多糖類のレバンが作られる。糸引き納豆には100g当たり2.3gの水溶性食物繊維が含まれる。
・イソフラボン
効果の高いイソフラボンであるエクオール、免疫活性作用のあるリゾチームの産生も。
納豆菌は、腸内で腐敗産物を減らし短鎖脂肪酸を増やす役割をもっています。納豆1g(2〜3粒)に100億個と、ものすごい数が含有されているほど。ですから、効率よく栄養を摂取できる発酵食品なのですね。
納豆の美容効果
腸内環境を改善してくれるので、お肌がキレイになっていく効果が期待できます。腸内環境が整うことで便秘が改善し、腸内が浄化され、キレイな血液がつくられ、肌細胞が元気になっていくでしょう。
1日あたり50gの納豆を2週間摂取した研究では、ビフィズス菌が有意に増加し、腸内環境をよくする酢酸が増加したとの結果があるのだそう。免疫力を高め、食中毒の感染からも守ってくれるジピコリン酸が含まれ、骨を強くするビタミンKも含まれています。
アレルギー症状を軽減させる働きも期待できますから、改善させたい方はできるだけ毎日、健康的な方でも2日に1回は食べるといいですよ。
美容にも健康にも効果的な納豆ですが、手抜きご飯にも役立ちます。忙しい方ほど食事がおろそかになりがち。コンビニやファストフードで手軽に済ませるくらいなら、簡単でお安く済ませられる「ごはんと納豆」を選びましょう!
- 執筆者:
- 室谷 真由美