それダメ?!ウォーキング情報の迷い子にならないための「審美眼」を養う!
あなたはウォーキングでどうなりたい?
前回の『「代謝」を活かせば身体が変わる!太りにくい身体になれるエクササイズの選び方』の中で、気軽に毎日続けやすい有酸素運動の代表格として、ウォーキングを提案しました。そして、基礎代謝アップのためには、スピードを少し上げて、全身の筋肉を意識しながら颯爽と歩くと効果的ですよ。と、ご紹介しました。
ウォーキングは、目的に合わせて方法を変えることで、その効果を飛躍的に高めることができるのです。魅力的な目的別の応用テクニックをより安全に効果的に楽しむためにも、まず最初に抑えておきたい歩き方の基本編。ズバリ、「審美眼」です!
迷いを断つ審美眼
「姿勢・歩き方・靴」に関しての情報が不足していた数十年前に比べると、今は玉石混淆の情報が膨大に溢れ、簡単に入手もできるので、学べば学ぶほどに混乱してしまうこともあります。
実際に私も、勉強熱心な受講生から、「雑誌で見た情報とTVで言っていた内容が違った、どちらが正しいのでしょうか?」と質問を受けることも少なくありません。
先生と呼ばれる専門家の方によっては、盲目的に持論を押し付けて、他の理論を真っ向から否定してしまう人もいます。このようなタイプの人から、強い言葉で言いきられると、「え~っ、そうだったんだぁ・・・!」と、鵜呑みにしてしまうこともあるでしょう。
その翌日に、TVで違う専門家の意見を見聞きして、「・・・で、正しいのはどっち?!。」と、結局自分が知りたいことは何もわからずじまい。「OK先生はどうやって勉強しているんですか?」とも度々聞かれます。
情報に振り回されて時間を無駄にしないように、私が心掛けている3つのポイントがありますので、学習意欲の高い美LAB読者の皆さんにも活用していただければ嬉しいです。
本質をつかむ3つのOKポイント
1:現場主義(一次情報へタッチする)
つまり、直接会う・見る・聞く・試すといった自らが動いて触れた情報を信じるという事。TVで見た、本で読んだ、誰かが言っていたというような第三者を介して回ってきた情報は、鵜呑みにしない。
2:直感と信頼
人の間に流れる情報ですから、誰からの情報であるのかを確認します。信頼できる人の情報なのか、本人はそれを実践して成果を出しているのかを確認して判断します。
3:俯瞰(ふかん)で眺め、本質を見抜く
どの先生が間違っているかではなく、どういう状態の対象者に向けて、どこに優先順位を置いて発している情報なのかをみます。すると多くの場合、 一見180度違う表現でも、伝えている本質は同じだったりします。以上の3つのポイントを抑えておけば、審美眼を持ち本物の情報を見抜く確率が上がります。ちなみに私の基本スタンスは、「OK」。
人の意見を否定するのではなく、メインの目的が違えば、優先するポイントも変わって当然なので、なぜそういう意見が出るのか?情報発信者の気持ちになり、真意を探るようにしています。学びが2倍にも3倍にもなりますよ。
OK WALK OK LIFE 審美眼を養い人生を美しく♪
すごく大切なポイントなので、今回は具体的なウォーキングノウハウに入る前に、賢く学ぶための「審美眼」をお伝えしました。ちなみに前述の3つのOKポイントは、ビジネス・人間関係・人生にも大いに役立ちますよ(´▽`)。
次回はいよいよ、歩き方の基本編~身体の基本姿勢についてお届けします。お楽しみに!マハロ~♪
- 執筆者:
- OK和男