スラッと長い首元に♡『頭の風船』で首肩こり&姿勢をリセット!
首の骨は誰でも7本
首の骨は誰でも7本で同じです。キリンも、亀も、皆同じ7本です(キリンは一本一本の骨がとても長い)。人間の場合、肩が上がっていることと猫背になっていることによって、首が短く見えます。
肩が上がれば相対的に首は埋まって見えますし、猫背の姿勢は首が上というより前に突き出た格好になるため、前から見た時に首が短く見えるのです。肩が上がっても猫背でも、首や肩の筋肉は緊張しやすいので凝ってしまいます。
頭の本来の位置
頭は本来背骨の上に乗っていて、バランスが取れるような位置にあるはずです。傘やひっくり返したホウキを手のひらに乗せて、バランスを取って遊んだ経験はありませんか?
あれと同じように、背骨の上に重たい頭が乗っていても、バランスのいい位置(真上)にあれば首や肩の筋肉に負担はなく、一番首が長くなる位置に来るはずです。
頭が風船になるイメージ
風船や煙、湯気などは自然と上にのぼりますね。ゆらゆらしながらも、バランスのいい一番高い位置にあります。試しに頭が風船だと思って、その風船を指先でツン…とつついてみて下さい。
風船はどうやって動くと思いますか?ゆらゆらと揺れるでしょう。そんな風に、頭を動かすことができましたか?恐らく首や肩の筋肉が筋肉して、ギクシャクしてしまったのではないでしょうか。
何度か色々な方向から頭の風船をつついて、滑らかに頭が動くように、練習してみて下さい。徐々に余分な緊張が解けて、首や肩も風船の糸のようにリラックスしてくるでしょう。
腕は重たい
さらに、腕の重みを感じてみましょう。腕は片腕少なくとも5kg以上ありますから、かなり重たいイメージです。重みを感じるだけで肩はストンと降りてきます。頭は風船、腕の重みです。
おわりに
いかがでしたか?イメージを持つだけで体の感覚から変わり、姿勢も整い、結果凝りを予防できることが実感できたでしょうか。どうぞお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子