『頭の風船』で首肩こり&姿勢をリセット! 『頭の風船』で首肩こり&姿勢をリセット!
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スラッと長い首元に♡『頭の風船』で首肩こり&姿勢をリセット!

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2018年10月31日
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。首や肩が凝ったり、首が短く肩が持ち上がった(盛り上がった)ような姿勢が気になる方はいませんか?「首が短いのは、もともとだから仕方ない。肩がずんぐりむっくりしているのも、変えられない」そんなことはありません。今回は、首がすっきりして姿勢も整う方法と理由をお伝え致します。

首の骨は誰でも7本

首の骨は誰でも7本で同じです。キリンも、亀も、皆同じ7本です(キリンは一本一本の骨がとても長い)。人間の場合、肩が上がっていることと猫背になっていることによって、首が短く見えます。

肩が上がれば相対的に首は埋まって見えますし、猫背の姿勢は首が上というより前に突き出た格好になるため、前から見た時に首が短く見えるのです。肩が上がっても猫背でも、首や肩の筋肉は緊張しやすいので凝ってしまいます。

頭の本来の位置

頭は本来背骨の上に乗っていて、バランスが取れるような位置にあるはずです。傘やひっくり返したホウキを手のひらに乗せて、バランスを取って遊んだ経験はありませんか?

あれと同じように、背骨の上に重たい頭が乗っていても、バランスのいい位置(真上)にあれば首や肩の筋肉に負担はなく、一番首が長くなる位置に来るはずです。

頭の本来の位置
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頭が風船になるイメージ

風船や煙、湯気などは自然と上にのぼりますね。ゆらゆらしながらも、バランスのいい一番高い位置にあります。試しに頭が風船だと思って、その風船を指先でツン…とつついてみて下さい。

風船はどうやって動くと思いますか?ゆらゆらと揺れるでしょう。そんな風に、頭を動かすことができましたか?恐らく首や肩の筋肉が筋肉して、ギクシャクしてしまったのではないでしょうか。

何度か色々な方向から頭の風船をつついて、滑らかに頭が動くように、練習してみて下さい。徐々に余分な緊張が解けて、首や肩も風船の糸のようにリラックスしてくるでしょう。

風船
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腕は重たい

さらに、腕の重みを感じてみましょう。腕は片腕少なくとも5kg以上ありますから、かなり重たいイメージです。重みを感じるだけで肩はストンと降りてきます。頭は風船、腕の重みです。

おわりに

いかがでしたか?イメージを持つだけで体の感覚から変わり、姿勢も整い、結果凝りを予防できることが実感できたでしょうか。どうぞお試し下さい。

執筆者:
美宅 玲子