なんとかしたい「首こり」解消!お手軽セルフケア〜ほぐし編〜
首こりの原因は普段の姿勢にあり!?
「最近になって首こりを感じるようになってきたのですが、これって姿勢が悪いからですか?」
身体の不調があると、気分が落ち込んだりすっきりしなかったりする・・・。そのような経験をお持ちの方は多いようです。とくに女性は、35歳を超え40歳に差し掛かる年代になると身体の変化に敏感になってきます。
これは女性ホルモンの乱れなどもありますが、普段から何気なくやっている姿勢の癖や筋力の低下なども考えられます。
一日にどのくらいの時間、パソコンやスマホを見ていますか?
必要性のあるとき以外でも、つい手に取ってしまうことありませんか?仕事や自宅でパソコンを見るだけでなく、移動中でもスマホの画面を見ている姿勢はどうでしょうか。頭を前に出し下を向いている人は多いですね。頭は7kgくらいの重さがあり、それが前や下に向くことで細い首には大きなストレスがかかります。
本来ならば首の骨(頚椎)は前弯といって前にカーブを描いています。そのカーブが頭の重さを軽減して首への負担を軽くしています。それが、頭が前や下に向くことで本来のカーブが徐々に弱くなってくるのです。それは『ストレートネック』と言い、頭の重さを支える役割りを十分に果たせなくなってしまうのです。
どうすれば防ぐことができるの?
ではここで、ご自身の首や肩を触ってみてください。指で押すと痛かったり硬くなっていたりしませんか?首こりなどの自覚が仮にないとしても、実は慢性的に疲労が蓄積していることもよくあることです。頭を回したり左右に動かしたりするとゴリゴリ音がして動きにくさを感じることもあるでしょう。
そこで今回は、首から肩にかけてのほぐし方を解説します!
タオル一枚でできるお手軽なセルフケア
それでは、首こりを少しでも軽くするためのセルフケアをやってみましょう!
用意するのはタオル1枚です。あまり短いと扱いにくいので、肩幅より長めのものをご用意ください。どのくらいの変化があるかを知るためにも、まずはケアをする前に頭を回したり左右に動かしたりして、今の状態をチェックしてみましょう。動きにくさやゴリゴリとした違和感はありますか?
《やり方》
【1】首にタオルをかけ、手でグッと下に引く。そのまま下を向いたり首を傾けたりする。
【2】次にそのまま上を向いたり下を向いたりを数回繰り返す。上を向いたまま左右に頭を動かしてみる
【3】首の様子をみながら、無理のないようゆっくり頭を回してみる
動かし方や回数はご自身の心地よい範囲で行いましょう。あくまでもほぐすことが目的ですので、力を入れ過ぎず呼吸と共に動かすことがおすすめです。
最後に
いかがでしょうか。ケアをする前よりも後の方が首の軽さを感じられましたか?視界が明るく感じる人もいらっしゃるのではないかなと思います。ぜひ1日1回、続けてみてください。
さて、今回は『首こり解消ほぐし編』でした。もう一つお伝えしたい『首こり解消エクササイズ編』はまたの機会にお届けしますのでお楽しみに!
- 執筆者:
- 金子 由美