ふくらはぎが太い原因って?下半身痩せ専門トレーナー推奨の解決法
ふくらはぎが太くなる原因とは?
歩幅が狭い歩き方
ふくらはぎが太い人は歩幅が狭く、ふくらはぎが細い人は歩幅が広い傾向にあります。歩幅が広いのは、本来使いたい筋肉を使って歩けている証拠。
反対に歩幅が狭いと本来使いたい筋肉が使えず、ふくらはぎを過剰に使った“ちょこちょこ歩き”になってしまうのです。
運動不足
ふくらはぎは、飛んだり跳ねたりすることで引き締まってきます。日頃から運動不足の方は、ふくらはぎの筋肉を使う機会も少ないです。その結果、ふくらはぎに余分な脂肪がついて脚が太くなってしまうのです。
足裏の重心が偏っている
前述したように、本来使いたい筋肉を使えていない場合、ふくらはぎにかかる負担が大きくなり太くなります。同様に足裏の重心が外側に掛かってしまうと、ふくらはぎが太くなる傾向にあります。
お尻の筋肉が使えていない
下半身痩せの専門家として年間200名以上のクライアントを担当していると、ふくらはぎが太くて悩んでいる方の大半が、お尻の筋肉を使えていませんでした。
お尻の筋肉は、日常生活の大部分で活躍する筋肉。その筋肉が使えていないと、ふくらはぎに余分な負荷がかかり太くなってしまうのです。
ふくらはぎを細くするためのポイント
ふくらはぎを細くするためには、お尻の筋肉を使えるようにして、ふくらはぎへの負担を減らすことが大切です。
そこで今回は、お尻の筋肉を鍛えて使えるようにする代表的なエクササイズとヨガのポーズをご紹介します。ぜひ実践してみてくださいね。
ふくらはぎが太い方におすすめ「ヒップリフト」
STEP1:あお向けになって脚を肩幅に開く
あお向けになり、脚を肩幅に開きます。このとき、足裏がすべて床に着いていることを確認しましょう。
STEP2:両手を天井に向ける
両手を天井に向けて、“前ならえ”の姿勢をとります。
STEP3:お尻を持ち上げる
お尻を持ち上げます。足裏全体で床を真下に押すと、お尻が自然に天井方向に持ち上がります。
STEP4:お尻を上下に20回動かす
お尻を上下に動かします。最初は20回達成を目標にして、慣れてきたら2~3セットを目安に行いましょう。
ふくらはぎが太い方におすすめ「橋のポーズ」
STEP1:あお向けで横になる
あお向けで横になります。
STEP2:両膝を立てる
両膝を立てます。このとき、つま先が外に向かないように足を置きましょう。
STEP3:お尻を少し持ち上げる
お尻を少し持ち上げます。両手のひらでマットを押して、お尻を持ち上げましょう。
STEP4:上げられるところまでお尻を持ち上げる
胸を開きながら、上げられるところまでお尻を持ち上げます。腰の力は抜いて、内ももをしっかり締めておきましょう。
STEP5:あごを胸に近づけてもうひとつ胸を開く
あごを胸に近づけてもうひとつ胸を開きます。肩を背中側に入れ込みながら肩甲骨を寄せて、あごを胸に近づけてもうひとつ胸を開きます。
ふくらはぎが太い方はお尻の筋肉を鍛えてみよう
ふくらはぎが太くなるときは、実はお尻の筋肉が原因だったというように、別の箇所に根本的な原因がある可能性があります。
日常的な生活のクセや習慣を見直して、ふくらはぎの太さを解消できるように行動してみましょう。
- 執筆者:
- 飯沢 芳明