頑固な便秘に！腸活と腹筋を鍛える同時エクササイズ

食物繊維を豊富に取ったり、水分をしっかりと摂取したりと便秘で悩む時は色々と試しますよね。便秘やお腹の張りの原因である、ガスが溜まった状態を解消する、ヨガポーズもたくさんあります。ガス抜きのポーズというのがそれにあたります。

仰向けになって、優しく両脚を抱きかかえるポーズや、腰回りを捻るポーズは、腸のマッサージにもなり刺激を与えることができます。しかし、いきむ力が弱っている場合は、それでは効果が得られにくい場合も。実は、ガス抜きのポーズには、しっかりと腹圧をかけ、腹筋を鍛えるのにも最適な方法があります。

優しいやり方では効果なし！しっかり効かせたいそんなあなたは、お腹の力を使ってみましょう。

腹筋や、姿勢を支えるのに必要な首から背中、腰にかけての筋力も養えるポーズを、早速行ってみましょう。

ガス抜きのポーズ　ステップ1
（1）仰向けの姿勢で横になり、両膝を軽く曲げておきましょう。
（2）深くゆっくりとした呼吸を意識します。
（3）息を吐きながらお腹を凹ませていきます。背中にお腹を引き寄せるようにして、息を吐き切るまで無理のない範囲で凹ませていきます。
（4）息を吐ききったら、力を抜き自然と息を吸うのに任せます。
（5）息が自然と入るのに任せながらも、少し手伝うようにしてお腹を膨らませていきましょう。
（6）10呼吸行います。

ガス抜きのポーズ　ステップ2
（1）息を吸いながら左脚を天井方向へ引き上げます。なるべく膝を伸ばしておきましょう。
（2）余裕がある人は、右膝を伸ばしてもOK。
（3）10呼吸程度維持しましょう。

（4）息を吐きながら肩甲骨あたりから背中を持ち上げ、おでこを膝に近づけるように意識しましょう。
（5）首だけでアクションを起こそうとすると首を痛めます。必ず背中から意識すること。
（6）お腹でポーズを支えるようにして5呼吸維持します。

（7）しんどい場合は頭を下ろします。余裕がある方は、背中から頭を起こしたまま、ゆっくりと左脚を床のようへ下げていきます。
（8）お腹の力を意識しながら、左脚を下ろしていきましょう。
（9）脚がおりきったら、上半身も下ろし全身脱力して休みます。
（10）反対側も同様に行いましょう。
（11）余裕があれば2セット行いましょう。

このポーズは、行ってみると体感できると思いますが、きついです！お腹の力だけでなく、背中や首回りの筋力がいかに弱くなっているかに気がつくかもしれませんね。便秘がちな方は、姿勢の悪さも影響しています。姿勢を支える筋力の低下が、背中を丸めた姿勢を定着させ、内臓を圧迫している可能性も。

全身を使って程よく筋力を目覚めさせることもできるポーズで、腹圧をかけていきむ力を取り戻しましょう。