肩こりを解消!肩まわりをすっきり温める肩甲骨エクササイズ
肩こり解消のカギは肩甲骨
肩をよく動かすことは肩こり解消や予防にとても大切ですが、まずは肩を支える骨を知っておきましょう。
肩の前側には細い鎖骨があり、その鎖骨の外側先端から後ろに行くと肩甲骨という平らな骨があります。その肩甲骨の外側から上腕骨という腕の骨があり、これらによって肩の関節が構成されています。 この中で特に肩甲骨はまわりの骨との付着部が少なく、浮遊骨とも呼ばれています。
骨ではなく、多くの筋肉によって肩甲骨は支えられているため十分に動くことができ、肩の動きを作る土台となっています。肩甲骨を動かすことはまわりに付いている多くの筋肉を動かすことになります。できるだけ大きな動きが出せるように意識してエクササイズを始めてみましょう。
【肩甲骨エクササイズ】
2.息を吐きながら両手の肘同士を胸の前で合わせます。
手のひらが内側を向き、左右の肩甲骨の間が広がるようにイメージして背中の上部を丸めましょう。そのまま2~3呼吸キープします。
3.息を吸いながら上体を起こして肘を広げます。 手のひらが軽く外側に向くように、広がっていた肩甲骨と肩甲骨の間を寄せていきます。(腰が反らないように注意しましょう。)そのまま2~3呼吸キープします。
4.2と3を5セットほど繰り返します。
土台から動かしてあげよう
肩甲骨の動きを感じながら行えたでしょうか。肩まわりが温かくなり少しでもすっきりした感触があれば上出来です。
肩甲骨はまわりの筋肉に影響されやすいので、筋肉が少し固まっている人は動きが出しにくく肘同士がくっつかなかったりするかもしれません。
肘や腕を着けることが目的ではありませんので、肩の動きの元となる肩甲骨を意識してエクササイズを行うようにしましょう。続けることで肩の緊張が解け、柔軟で自由な動きが生まれるでしょう!
- 執筆者:
- 金子 智裕