一瞬でキュッと引き締まる!下半身太り解消&小尻マジック♡ 一瞬でキュッと引き締まる!下半身太り解消&小尻マジック♡
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横に広がったお尻を一瞬で“小尻”に♡骨盤ネジ締めエクササイズ

1970年福岡県出身。福岡大学体育学部体育学科卒業。エアロビクスインストラクターとして活動をスタートし、現在は骨盤調整を中心としたボディメイク、ボディメンテナンスのクラスを都内のフィットネスクラブにて…
2017年09月07日
こんにちは!桃尻メイクトレーナーの鳥越玲子(AKICO)です。皆さんは「太った」と感じる時、身体のどこを見てそう思いますか?多くの女性は「お腹」や「下半身(お尻、太もも)」と答えます。

今回のコラムは“やせるスイッチ”第二弾。横に広がってしまったお尻を一瞬で小尻に、下半身太りを解消できる簡単な方法をご紹介します。

20代、30代、40代と体型、そして身体の中も確実に変化している

年代によって、確実に体型って変化していきますよね。目に見える部分と見えない部分、外見だけではなく、身体の中も確実に変化していきます。

実際、20代と30代以降の女性の太り方は違います。「お腹」「下半身」「背中」「二の腕」など、気になる部分が出てきます。「昔となんか違う!」いつの間にか体型がオバサンっぽくなっている!?ハッと気づいて落ち込む、なんてことも。

でも、まだあきらめてはいけません!気づいた時が、“行動に移すタイミング”です。身体は一見わからなくても、確実に毎日変化をしています。

身体作りは、日々の“行動の積み重ね”でしか実現しません。ですから、いち早く始めた人から身体は正直に変わっていくのです。

体型
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ここを見ればあなたのオバサン度がわかる!?「お腹」と「太もも」

体型は、服装などで隠せているようで意外と隠せないもの。そして、特に気になる「お腹」や「下半身」は、やはりシルエットでわかります。

私自身、お客様には「(身体の)気になる部分は隠さずに、思い切って出しちゃいましょうね!」と言っています。なぜなら、コンプレックスを隠せば隠すほど緊張感はなくなり、体型作りにとってはますます悪循環になると思うからです。

ボディラインがハッキリわかる服装であれば、自然と背筋を伸ばしたり、パンツスタイルではなくスカートをはけば、「キレイに歩こう」「座ったらきちんと脚をそろえよう」という気持ちになって、日常的にその行動自体がエクササイズとなるからです。

実際に、10~20代の頃に比べて30代以降にガクンと筋肉量が低下していく部分が、この「お腹」と「太もも」(下半身)。この部分の筋肉の減少、衰えが老化の始まりオバサン体型の始まりとも言えるのです。

適度な身体への緊張感を保つことを心がけましょう!

お腹と太もも
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骨盤のゆるんだネジを締めて”やせるスイッチ”をONにする

お腹や太もも(下半身)の筋肉が減少することが「オバサン体型の始まり」ならば、その状態を更に促進させてしまう大きな要因がもう一つあります。それは「骨盤のゆがみ」です。

前回のコラムでは、この骨盤の前後の歪みを整えて“やせるスイッチ”をONにするエクササイズをご紹介しました。

今回は、お尻が大きく横に広がり、ウエストにクビレがない、O脚、太ももの横に脂肪がつきやすいなどのお悩みがある方に、是非トライしてほしいエクササイズ、即効性抜群の”骨盤ネジ締めエクササイズ”をご紹介します!

骨盤が横に広がりゆがむと、お尻や下半身の筋肉が効率よく使われなくなって、その結果、血液やリンパの流れが悪くなり冷えやむくみ、下半身太りの原因となってしまうのです。

さぁ、横に広がってしまった骨盤を本来あるべき位置に戻して下半身をスッキリさせましょう!

骨盤
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1.まずは「大転子」(だいてんし)を探しましょう

骨盤と大腿骨(だいたいこつ)をつなぐ部分が股関節、そしてこの大腿骨の一部(図の矢印部分)を大転子(だいてんし)と言います。骨盤横のラインで一番出っ張っているところです。

すぐに触れたらOK、もしどこにあるかわからない場合、かなりお尻や太もも横に脂肪が蓄積している証拠です。お尻に力を入れてできるえくぼのようなへこみの一番深いところにあるのが大転子、触れましたか?

1.まずは「大転子」(だいてんし)を探しましょう
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2.大きく足を開いて大転子に手を当て準備をします

脚を大きく開いて立ち、膝とつま先の向きを同じ方向に揃えます。歩幅は、股関節の柔軟性に合わせて無理なく設定しましょう。

まずは、身体の右側の大転子に右手の手根の部分をあて、反対の手は軽く添えます。そして、大きく息を吸います。

大きく足を開いて大転子に手を当て準備
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3.大転子を骨盤に向かって横から押し込みます

息を吐きながら、左側の膝を曲げて踏み込み、上半身はその反対に横倒しにし、大転子を骨盤に向かって横から押し込みます。

そしてまた息を吸いながら2の状態に戻り、同じことを10回繰り返しましょう。

最後に、押し込んだ状態で10秒キープします。左側も同じように10回行って下さい。

大転子を骨盤に向かって横から押し込む
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エクササイズをやってみて、もし痛みなどがあった場合は中止しましょう。回数は10回を1セットとして、1日1~3セット行なってみてください。

このエクササイズは、活動する朝や、昼の時間帯に行なうことがより効果的です。姿勢や気持ちもシャキッとしたり、人によっては即!お尻周りがサイズダウンすることも!

これは一時的なものですが、エクササイズを継続することによって“足せるスイッチ”もONに、骨盤、股関節周りの筋肉の活動量も増えて、日常的に代謝アップするでしょう!お試しくださいね。

執筆者:
鳥越 玲子