

【風邪はデトックス!】風邪を知らせるツボ・デトックスを助けるツボ
風邪で「出す」ものとは?
なぜ風邪を引くのか?
風邪を引くと、「なぜ風邪を引いたのか?」と原因を思い返すことはないでしょうか。体が冷えた、ストレスや疲れがたまっていた、そんな時に風邪をひいた人がそばにいた、など。
私達の生活は、日々不要なもの・毒を溜め込むことの連続です。添加物の摂取、食べ過ぎ、仕事や人間関係のストレス、情報の取り入れすぎ…そして、発散や排出が追い付かなくなると、全身の筋肉や関節がこわばり、硬くなってきます。ストレスや緊張は、体を硬くします。
東洋医学では、『首の下の大椎(だいつい)というツボが硬くなると、風邪を引く』と言われています。体が急に硬くなった時には、風邪を引く予兆であったりします。

風邪のデトックスによるメリット
風邪を引くと、食欲不振になります。必要最低限の栄養だけ取り入れて、あとは体の免疫力・抵抗力・自然治癒力に任せていると、デトックスが進み、溜め込んだ毒を咳や痛み、鼻水や熱などで、どんどん排出していきます。
すると、硬かった筋肉はふわふわに柔らかくなり、関節の動きも良くなってすっきりします。病み上がりは本調子ではないかもしれませんが、心身はリラックス(余分な力が抜けて)している、リセットされた状態とも言えるのです。
デトックスを助けるツボ
また、すねの骨の内側のキワもデトックスのポイントです。足の三里、膝頭外側にL字にした手を当てて、中指が当たる位置。手の三里、肘を曲げた時にできるシワから前腕寄りに指幅3本分の位置。
合谷(ごうこく)のツボ…手の親指と人差し指の骨の合わさる内側を、人差し指の骨に向かって押します。
おわりに
いかがでしたか?風邪を引くと、解熱剤を飲んだりしがちですが、いいデトックスの機会です。毒をどんどん出しきる爽快感を味わってみて下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子