【夜ヨガの魅力と効能】積極的・健康的なリラックス。不安やイライラを解消するヨガポーズ
夜時間のメリット・特徴
夜の時間は、一日の活動が終わって、一番ホッとできる時間かも知れません。食事をして、あとはお風呂に入って寝るだけという安心感がある時は、体も心も頭もゆるんでいることでしょう。自律神経と同じで、ゆるむ時とビシッとする時のメリハリがあることが、元気でいる秘訣・バロメーターでもあります。
夜ヨガの魅力・効能
ヨガは、リラックスをして心身のバランスを整える方法なので、夜のリラックスした心身の状態は、スムーズにヨガに入れるので適しています。
ほどよく筋肉を動かして疲労物質を流し、副交感神経を優位にしてストレスを解消し、眠りにつきやすくして睡眠の質を高めてくれます。
一方で夜は、一日の活動によって頭にたくさんの情報があふれ、整理されていない状態なので、ネガティブ・感傷的になりやすい傾向があります。日中にあったことを思い出してイライラしたり、後悔したり、それを紛らわすのに暴飲暴食をする人もいるでしょう。
ヨガは、そういったイライラや精神的な執着をはがし、ニュートラルな精神状態にリセットするので、もしも夕食前にヨガができたら、心が落ち着き食欲が収まる可能性があります。
夜にヨガを行うと、感傷的でネガティブな自分に客観的になり、距離を置くことができたり、激しい感情が薄らぎ流れるので、ネガティブ衝動でメールを送ったり、家族に当たることなく、人間関係にもいい影響があるかも知れません。
おすすめの夜ヨガ
【下を向く犬のポーズ】
四つんばいから両つま先を立て、犬や猫が伸びをする時のようにお尻をとがらせます。頭の力を抜いて下を向くポーズは、不安を解消し、イライラと情報であふれる頭をクールダウンさせてくれます。
【子供のポーズ】
それから、両膝をついてお尻を引き、脚を正座の状態にして上体をかぶせます。呼吸を繰り返すと背骨周りが広がりゆるんで伸び、自律神経の働きを整えてくれます。
おわりに
いかがでしたか?疲れている夜は、何もする気が起きない時もあるでしょう。疲労物質は、じっとしていると流れにくく、軽く体を伸ばしてあげるだけでも流れて頭もすっきりする変化が感じられます。無理なく、生活に入れてみて下さいね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子