

「太らないからこれ食べよう」は危険!成功するのは“心を満たす”ダイエット
食べ物を選びすぎると本能(食欲)が乱れる
私たちには感情がありますから、悲しいことより「楽しい」ことを、うんざりすることより「うれしい」ことを、まずいものより「美味しい」ものを選びますよね。本来、それが自然なこと。なのに「太るから、これはダメ!」と制限ばかりしていては、お腹を満たしても心を満たすことはできません。
“ヘルシーだから”野菜を食べる。“太りやすいから”揚げ物はやめる。そんなことばかり考えながらしぶしぶ野菜や煮物を食べては、美味しさや楽しさを感じることができません。すると「どうして私は食事を楽しめないの?」「あの人は食べても太らないのに・・・」なんて悲観的になり、ストレスを溜め込んで暴飲暴食に走ってしまうことも・・・。

私たちは、お腹だけでなく“心で”食事の満足感や幸福感を感じています。いくら身体によいことでも、スマートな身体を実現しやすくても、我慢ばかりでは続かないもの。結局は食欲を乱して、リバウンドを招いてしまいます。
食べるべきものは本能に聞く
どんなに大好きな食べ物でも「今はいらないな」というとき、ありますよね。女性の場合は月経のリズムによっても食べたいものが変化します。また、妊娠中は、不足している栄養素が豊富な食べ物を食べたくなると言われています。
本能が欲しているものをしっかり食べていれば、過剰な食欲に悩まされることはありません。無理やり食事内容や体重をコントロールしようとするよりも、「食べたいな」の本能を整えてあげることが、スマートボディを実現する近道です。

食べたら太る食材など、この世にはない!?
スマートなあの人は、揚げ物を食べても、スイーツを食べても、スマートですよね。1つケーキを食べたから、1度油物を食べたから太ってしまうことなどないのです。
食べたいときは、それが足りないとき。ストレスによるものかもしれないし、栄養不足によるものかもしれません。けれど、まずは不足を解決しなければ、いつまでも食べたいが止まりません。本能に従って食べ物を選ぶ。「食べたい!」を大切にする。“自分を大切にする”食べ方を取り入れて美ボディを実現してくださいね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota