凝りがとける!しつこい肩こりを解消する簡単ストレッチ~首&肩編~
肩こりの原因は一つではない・・・
身体の凝りの原因は一つではありません。そのほとんどが、姿勢の悪化、疲労、食生活、ストレスが原因となる下記の問題からきています。
◎筋肉の問題
◎関節の問題
◎神経の問題
◎内臓の問題
◎精神の問題
いずれにしてもストレッチやエクササイズで適度に身体を動かし、血液を巡らせ、筋肉を柔らかくし、関節の可動域を広げることが大切です。
特に、肩こりに効果的なのは首、肩、肩甲骨周辺のストレッチです。今回は、家事の合間やオフィスでもできる簡単ストレッチ【パート1】として、首&肩のストレッチ5種類をご紹介します!
【1】肩脱力で余計な緊張を取る
1.息を吸いながら、両肩を肩甲骨ごと耳にあたる位、思い切り引き上げる。
2.「ハーーー」という吐く息と共に、一気に肩を下に脱力させる。これを3~5回くらい繰り返す。
日々の緊張から上がった肩を、しっかりと下にさげましょう!人間本来の健康的な身体のバランスは上虚下実(じょうきょかじつ)といって、上半身はリラックスした状態、下半身はパワーがある状態です。これに近づけるためにもこの肩脱力は効果的です。
【2】肩関節ほぐし
1.左手をお尻の後ろに置く。
2.右ひじを曲げ、指先が反対の耳に届く位、頭の周りをグルグルと回す。
3.呼吸を止めずに10回程度回したら、反対も行う。
鎖骨、肩関節、肩甲骨や、その周辺の筋肉が動くのを意識しながら回します。それによって関節の可動域を広げ、凝り固まった筋肉を柔らかくしていきます。
【3】首の真横ストレッチ
1.頭を左に倒す。物足りなかったら左手で更に頭を上から下に軽く押す。
2.耳と肩先を遠くに感じながら、呼吸を止めず20~30秒キープして反対も行う。
斜角筋という首の横の筋肉をストレッチします。
【4】首の斜め後ろストレッチ
1.【3】で真横に頭を倒したあとは、少し顎を引いて斜め前に倒す。
2.左手もそれに合わせて少し移動させ、呼吸を止めずそのまま20~30秒キープし反対も行う。
僧帽筋や肩甲挙筋という、首の斜め後ろの筋肉をストレッチします。
【5】首の斜め前ストレッチ
1.両手を胸の前で交差し、そのまま斜め後ろに頭を倒していく。
2.くれぐれも無理のないように気をつけながら、呼吸を止めずそのまま10~20秒キープし反対も行う。
胸鎖乳突筋という、首の斜め前の筋肉をストレッチします。
首&肩ストレッチで身体&心スッキリ爽快に!
いかがでしたか?首&肩周辺がほぐれ、肩を上に引き上げてしまっている筋肉をしっかりストレッチできましたか?それにより余計な緊張が抜け、リラックス体に近づけましたか?
肩が凝って重いと、普段は気にしないことまで気にしてしまったり、マイナスにとらえたりと、気持ちにも影響を及ぼしますね…。
首&肩ストレッチで、身体も心もスッキリ爽快になりましょう!
次回は「肩甲骨ストレッチ」をご紹介します!
- 執筆者:
- 山本 華子