美容、健康、ダイエットにも!夏野菜「ナス」に注目♡
ナスの栄養・効果
ナスの成分は、水分が90%以上で100g、約22kcalと低エネルギー(カロリー)の食材です。
ビタミン、ミネラル類はあまり含まれていませんが、「なす紺」と呼ばれる紫紺色の皮に含まれる成分は、ナスニンというアントシアニン色素でポリフェノールの一種です。皮の紫色には、ブルーベリーと同様に眼精疲労や目の働きを良くするなど、目の健康にも効果があると言われています。
アントシアニンには、活性酸素の働きを抑制し、ガン予防のほか、血管を綺麗にして動脈硬化や高血圧を予防する効果もあると言われています。
薬膳では、「血」の巡りを促す働きと解熱作用があるため、熱を持った吹き出物と血行不良の改善効果も期待出来ると言われています。アントシアニンのない、青ナスや白ナスもあります。
栄養素を効率的に摂ろう
栄養素を効率的に摂るには、「アク抜きを短時間にする」「皮ごと調理して食べる」事が、ポイントです。
オススメの食べ方は、ぬか漬けです。ぬか床には、「カロテン」「ビタミンB1」「ビタミンB2」「カルシウム」「カリウム」「ナイアシン」「食物繊維」などが含まれているため栄養価が、アップします。ビタミンやカリウムは、2倍になると言われていますよ!
ぬか漬けは、腸内環境を整え便秘解消効果も期待できるので、便秘でお悩みの方は、ぬか漬けにして食べてみてくださいね。
色々な調理法で楽しめるナスですが、体を冷やすため食べ過ぎには、注意してください。冷蔵庫で保存すると低温障害を起こし栄養価が下がると言われているので常温で保存しましょう!
「ナスのレンチン浸し」レシピ
材量
ナス・・・3本
(A)麺つゆ(3倍濃縮)、水・・・各大さじ4
(A)酢、おろし生姜・・・各小さじ1
(A)甜菜糖・・・小さじ1/2
作り方
ポイント
●酢は、米酢を使用しました。
●砂糖は、お好みの物を使用して下さい。
●電子レンジの加熱時間は、目安にしてください。
●かつお節をかけても美味しいです。
●90分以上冷蔵庫で冷やした方が、味が染みて美味しいです。
- 執筆者:
- 吉田理江