エイジレスな美肌を育むために口にしたい食品とは? エイジレスな美肌を育むために口にしたい食品とは?
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エイジレスな美肌を育むための、おすすめ食品とは?

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング…
2016年04月24日
私たちの肌や体、髪は日々口にしたものから作られています。つまり、エイジレスな美肌を手に入れたいと思ったら食事はとても重要なのです。そこで、今回は老けないために口にしたい食品をご紹介したいと思います。

1.抗酸化作用の高い食品

老化の大きな原因である活性酸素を除去するためには、抗酸化作用の高い食品を積極的に摂取することが大切です。抗酸化作用の高い栄養素や食品は下記の通り。

ビタミン類の中でも特に抗酸化作用が高いのがビタミンA・C・E。ビタミンAには、皮膚や粘膜を健やかに保つ効果があります。ビタミンAを豊富に含む食品は、レバーやうなぎの蒲焼き、人参、カボチャ、焼きのりなど。油溶性のため油を使って調理して食べるとより効果的です。

かぼちゃとニンジンのイメージ
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ビタミンCは、美白作用があり、コラーゲンの合成に作用する成分。体内に溜め込むことができないため、日に数度に分けて摂取することが大切です。ビタミンCを豊富に含む食品は柑橘類のほか、ゴーヤやピーマン、焼きのりなど。フルーツは糖質が高いため、野菜からより多く摂ることを心がけるといいと思います。

若返りのビタミンといわれるビタミンEは、ナッツ類、アボカド、カボチャ、大豆、うなぎの蒲焼きなどに豊富に含まれています。ビタミンA同様油溶性のため、油を使って調理することをおすすめします。

ささみのイメージ
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ビタミン類のほか、ポリフェノールやリコピンにも高い抗酸化作用があります。ポリフェノールが豊富に含まれる食品は、ブルーベリーやワイン、緑茶、大豆類など。リコピンが豊富に含まれる食品は、トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなど。それらの食品も積極的に摂取するよう心がけましょう。

2.肉や魚などのたんぱく質をしっかりと摂る

たんぱく質は、肌のハリや弾力を保つために欠かすことができない栄養素。1日100gを目安に毎日摂ることを心がけましょう。

とはいえ、脂身の多いものはカロリーなどが気になりますよね。そこで、鶏肉ならささみや胸肉、魚なら白身など脂肪の少ないものをうまく取り入れる、蒸す、ゆでるなど脂を落とすような調理法をうまく利用しましょう。

ささみのイメージ
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3.食物繊維が豊富な食品をよく摂る

老廃物を体内に溜め込むと老化を加速させることに。そのため老廃物をスムーズに排出することがアンチエイジングのカギを握るといっても過言ではありません。老廃物を排出する効果が最も高いのは排便。その大部分を占めます。

そこで、便通をよくする効果のある食物繊維が豊富に含まれる食品を多く摂ることが大切です。食物繊維が豊富に含まれる食品は、さつまいもやこんにゃく、きのこ類など。また、スムーズな排便のためには、乳酸菌を豊富に含む食品や発酵食品を多く摂取する、水分を多く摂る、体を冷やさないといったことも合わせて心がけましょう。

きのこのイメージ
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このほかできるだけ毒になりうる食品、例えば添加物などを口にしないよう心がけることも大切です。エイジレスな美肌と健康な体を育むために今日から食生活を見直されてはいかがでしょうか。

執筆者:
遠藤 幸子