よく噛んでゆっくり食べるほど「美しくなる」法則! よく噛んでゆっくり食べるほど「美しくなる」法則!
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よく噛んでゆっくり食べるほど「美しくなる」法則!

一般社団法人養腸Brew理事。これまでに5,000人以上の腸をもんできた腸もみのプロ。プライベートサロンでは「腸を扱わせたら右に出るものはいない」と言われる手技で、溜めないカラダ、ココロ、内側(腸)か…
2015年12月03日
食事の度に言われてきた言葉のひとつが「よく噛んで食べなさい」だったという方、いますよね。なぜよく噛む必要があるのか、理由まで教えてもらいましたか?よく噛むことは腸と脳、健康と美容全てにおいていい影響を与えてくれます。その仕組みを一緒に見てゆきましょう。

噛まない人は、太る!

食事中、よく噛んで食べる方とそうでない方がいますが、みなさんはどちらでしょうか。ここでクイズです。大食い選手権などに出ている方たち、よく噛んでいますか?

たくさん食べる方は、ほどほとんど噛まず飲み込むように食べています。噛まない方が早くたくさん食べられるからです。同時に脳の満腹中枢のスイッチがなかなか起動せず、ずっと食べ続けることが可能に・・・!よく噛まずに食べるのは、太りやすいことこの上ないのです。

早食いのイメージ
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噛むほどに胃腸の負担が減ってやせやすい

さらに、よく噛まない方が胃や腸への負担が大きくなります。しっかりよく噛み、食べた物を口の中で小さくすりつぶさないと、その後に続く胃~十二指腸~小腸の消化活動(しわ寄せ・負担)が非常に増えるためです。

内臓疲労はおデブの元。よく噛んで内臓の負担や疲労を減らしてあげれば、カラダは内側から元気になり代謝も上がってやせやすくなります。

こんなにある、よく噛むメリット

よく噛むと胃腸の負担が減るほか、こんなにいいことが起き得ます。

【よく噛むメリット】
・だ液が分泌され、ドライマウスのリスク減(だ液がよく出ると、口から入る悪い細菌なども殺菌されます)
・咀嚼筋(噛む筋肉)を使うので小顔効果が期待できる
・満腹感が得やすく、食べ過ぎ防止になる
・食後の消費エネルギー量が増加する

同じ食事の量・質なら、よく噛んでゆっくり食事をした方がやせやすく、健康度が増し、小顔にもなりやすいのですね。

よく噛む食事で効率よくダイエット

食べることは毎日行う習慣のひとつ。噛めば噛むほど美しくなる時間です。そう考えたら、食事をいろんな意味で“おいしい”時間にした方が断然おトクですよ!

執筆者:
真野 わか