エステティシャンが教える!太りにくい体にする食事ポイントとは?
■太りにくい体にするための食事ポイントとは?
・食事のカロリーは抑えて食事コントロール
・食事メニューで意識することは「まごはやさしい」
(1)「まごわやさしい」とは?
普段の食事メニューはどのようなものが多いですか?麺類やパン類、丼物やメインとなるおかずとご飯だけといった偏りがちな内容になっていないですか?
「ま=豆」「ご=ごま」「わ=わかめ(海藻類)」「や=野菜」「さ=魚」「し=しいたけ(きのこ類)」「い=いも」これらの7つの食材を一食の食事でバランスよく取るのがベスト。
・お出汁で炊いた具沢山五目煮豆(豆、昆布、こんにゃく、人参、ごぼうなど)
・豆とひじきマリネ(枝豆、ひよこ豆、インゲン豆とひじきでマリネ風に)
・お野菜たっぷり生春巻(レタスや大葉、人参、大根と海藻で生春巻きサラダ)
・イワシの梅煮や生姜煮(イワシは梅煮も生姜煮もよく合います)
・あじの南蛮漬け(玉ねぎや人参をたっぷりと一緒につけて)
・きのこのマリネや炒め(しめじ、えのき、舞茸、エリンギなどのきのこをマリネにしても良し、塩胡椒と炒めても良し)
・里芋のイカ煮(イカも里芋も満腹感が高いので作り置きにしておき少量ずつ食べると満腹力が高まります)
など和食を中心とし、作り置きにも重宝するので色とりどりの食材やさまざまな味付けで複数のおかずで「まごわやさしい」を取り入れる意識をしてみましょう。
(2)食物繊維のサラダと海藻で便秘にさせない
食事をとると一緒に考えるべきことはお通じ。食べているわりにお通じが悪く、お腹がスッキリしない、溜まっている感じがあるなんてことはありませんか?
そんな時は水菜やセロリのサラダや、レタスと玉ねぎと海藻サラダなどをポン酢をかけて、食べましょう。食物繊維とミネラルが腸の動きを活発にしてくれるのでお通じが良くなりやすいのでオススメ。
(3)食事前、食事中もこまめにお水もしくは炭酸水を飲む
たまに食事中は水分を取らず、食後に飲み物を取る方もいらっしゃいますが、まず食事前にコップ一杯のお水もしくは炭酸水を取ってから食事をし、食事中もこまめに水を取るようにしてみると満腹中枢が高まりドカ食い予防にも。
(4)よく噛んでゆっくり食べる
お腹が空いたからといってつい早食いになっていませんか?しっかりとよく噛んで顎を使いながら、味わって食べるようにしましょう。
お箸を置くというをつけると良いですね。早食いになるときちんと噛めておらず消化が悪くなったり、お通じの原因となることや、満腹中枢が乱れ食べ過ぎの原因となります。
■もちろん日々の生活習慣も一緒に合わせて
・体を冷やさないようにし、温めながら発汗することで老廃物やむくみをリセット
・一日1.5ℓ~2ℓの水分量をとり、腸を動かしお通じをよくする
・散歩やウォーキング、ストレッチなど運動によって筋肉を動かす
このように、体重を落としたい!痩せたい!と思う方ほど極端な食事制限をしたり、無理なダイエットをしがちに。まずは日々の食事の内容の見直しによってコントロールしながら太りにくい体を作ってみませんか?
- 執筆者:
- 寒川あゆみ