「痩せツボ」を押すだけ!足・耳・背中の簡単押すだけダイエット
「痩せツボ」とは?
「痩せツボ」とは、名前の通りに脂肪燃焼を促す効果が望めるツボのこと。ツボを刺激して代謝を上げたり、老廃物を流すような身体の巡りを整える効果が期待できます。
ツボは全身に数百ヶ所も点在しています。今回はその中でも、ダイエット中の方におすすめのツボをピックアップしてご紹介します。
足の痩せツボ:太もも・ふくらはぎ
伏兎(ふくと)
骨盤から膝に向かって腕を伸ばし、伸び切った中指の先にあたるツボ。少し凹みがあり、指圧すると痛みを感じることも。
太ももの血流を促すので代謝アップに期待ができ、むくみ解消が望めます。
承山(しょうざん)
ふくらはぎの中央で、膝裏と内くるぶしの中間点にあるツボです。親指で左右に揺らすように、承山を強めに押しましょう。
足のむくみやこむら返りなどの予防効果も期待できます。足の疲れや重だるさを解消に導き、水分代謝が良くなることで、ふくらはぎが細くなりやすいですよ。
陰陵泉(いんりょうせん)
すねの内側の骨ぎわを膝に向かってなで上げたときに、指が止まるへこみの部分にあるツボです。痛気持ちいいくらいの力加減で押すのがベスト。
体内の水の流れを良くするツボで、ダイエットだけでなく足のむくみ解消にも効果的です。
足裏の痩せツボ
湧泉(ゆうせん)
足の裏の中央のやや上にあるくぼみにあるツボ。親指で強めに押しましょう。
血行改善やリラックス効果が期待できます。お風呂上がりにするのがおすすめ。
失眠(しつみん)
かかとのふくらみ中央にあるツボ。こぶしで軽く10回くらい押しましょう。
不眠やイライラなどを改善へと導き、むくみにも効果的です。こちらもお風呂上がりのツボ押しがおすすめ。
二の腕の痩せツボ
曲池(きょくち)
ひじを曲げたときにできる横ジワの外側のくぼみにあるツボです。親指で数回やや強めに押しましょう。
冷えによる自律神経の乱れを整えたり、免疫力を高めたり、血行不良を改善へと導きます。二の腕痩せも期待できます。
耳の痩せツボ
飢点(きてん)
耳の穴の前にあるふくらみの、やや下にあるへこみ部分にあるツボ。人差し指で心地いいくらいの強さで押します。左右両方やりましょう。
満腹中枢を刺激するツボなので、食べすぎを抑える効果が期待できます。食事15分前を目安に押すことをおすすめします。
背中の痩せツボ
腰陽関(こしようかん)
背骨の間のくぼみに位置し、ベルトの高さにあるツボです。手のひらでやさしく、腰陽関のツボをさすりましょう。
長時間のデスクワークによる姿勢の歪み解消や、冷えによる消化不良改善に導き、骨盤周囲が痩せやすくなります。
お腹の痩せツボ
気海(きかい)
おへそより指1.5本分下にあるツボです。人差し指で優しく押しましょう。
脂肪燃焼効果が期待できます。
顔の痩せツボ
地倉(ちそう)
口角の外側1cmの部分にあるツボ。人差し指や中指で軽く押します。
食べ過ぎを予防するツボといわれていて、食事15分前を目安に押すと効果的です。
ツボ押しと併せて取り入れたい生活習慣
デスクワーク中に上を向いて深呼吸
パソコン作業で前かがみの姿勢が続くと、気道が狭くなりやすく、自律神経が乱れたり、酸素を取り込みにくくなる傾向があります。
上を向いて深呼吸することで酸素を取り込みやすくなり、新陳代謝が上がりやすくなります。
生野菜サラダやフルーツから食べる
加熱していないものから先に食べることで、ビタミンや食物繊維の吸収率が上がります。疲労を回復しやすくなったり、便秘を解消に導き、お腹まわりがスッキリ痩せやすくなる効果が望めます。
湯船に浸かる
38度程度のぬるま湯に10分間湯船に浸かりましょう。身体が冷えると基礎代謝が下がりやすく、痩せにくくなってしまいます。湯船にゆっくりと浸かり、汗をかくように意識しましょう。
痩せツボを刺激してダイエットしよう
痩せツボを刺激すると足のむくみの解消や食欲を抑える効果など、さまざまな嬉しい効果が期待できます。
生活習慣を見直しながら、隙間時間でツボを刺激して、痩せやすい身体を手に入れましょう!
- 執筆者:
- 横内 稚乃