【山のポーズ】姿勢改善と体幹トレーニングに効果的なヨガのやり方

「山のポーズ」は腹筋と背筋を使うので、姿勢改善に高い効果が期待できます。

地面を踏みしめて身体を安定させるポーズなため、ブレない安定した下半身の状態を保てるようになります。

頭頂からかかとまで一直線のラインを作るポーズのため、体幹が強化されます。

ヨガマットの上で足の指を開き、小指からかかとまで一直線になるように足を置いて立ちます。

尾骨を前にしまい込むように、恥骨はおへそに近づけるようにして骨盤を真っすぐにします。

内ももを締めながら、一度息を吸って手を天井方向に腕を上げ、背筋を伸ばします。

背筋を伸ばしたまま、息を吐きながらゆっくりと両腕を下ろします。

もう一度、息を吸いながら肩を持ち上げて耳に近づけます。

息を吐きながら、肩甲骨を寄せて肩を後ろに回し下げる。

ふんわりと両腕を下ろします。横から見たときに、かかと・坐骨・肩・後頭部が一直線上に並んでいるようにしましょう。

ただ立っているだけのようなポーズに見えますが、腹筋・背筋・内ももの筋肉をとても使います。

長時間キープしていると筋肉の限界に伴い集中力が切れてしまうので、ポーズが完成したら5呼吸を目安にキープしましょう。

反り腰の方の場合は、特に注意が必要です。自分が思っている以上にお尻が後ろに出て、お腹が前に突き出しやすいので、鏡で横から確認して正しい骨盤の位置を身体で覚えましょう。

「山のポーズ」は電車の中などでも行えるポーズです。ちょっとした通勤時間や立っている時間に、足・内もも・骨盤・肩甲骨の順で確認しながら、日常的に取り入れてみてください！