姿勢を良くする方法を専門家が伝授!座り方・立ち方・ストレッチ特集
姿勢を良くするとどのようなメリットがある?
肩こり・腰痛の予防や改善
姿勢を良くするメリットのひとつに、肩こりや腰痛などの身体の不調を予防・改善することができます。
姿勢が悪いと首や腰周辺に偏った負荷をかけてしまい、本来使われるべき筋肉が使われなくなる可能性があります。
他にも、その動きをかばって働いてしまう筋肉に負担がかかりすぎてしまうので、注意が必要です。
スタイルが良く見える
姿勢を整えると、スタイルが良く見えるようになります。
姿勢が悪いとお腹がぽっこり前側に突き出てしまったり、頭が前に出過ぎて猫背に見えてしまうため、姿勢を良くすることは美容の観点からも大切です。
姿勢が悪いとどのような影響がある?
身体に不調をきたしやすい
姿勢が悪いと起こる影響のひとつ目は、身体に不調をきたしやすいということ。
頭の位置が正しい場所からずれることで首周辺の筋肉にストレスがかかり、それが原因で頭痛を引き起こしたり、四十肩や五十肩を発症してしまうことがあります。
また、姿勢が悪い状態で長時間過ごした末に、急に身体を動かすと、ぎっくり腰を起こしてしまうこともあります。
内臓の機能が低下しやすい
姿勢が悪いままだと、内臓の機能が低下しやすくなります。
食べ物の消化活動や呼吸のはたらきが正しく行われないことで、内科的疾患を助長してしまう可能性があると考えられています。
インストラクターが解説!姿勢を良くする座り方
姿勢を良くするための座り方のポイントは、椅子に深く腰をかけることです。
浅く腰をかけてしまうと骨盤が後ろに傾いてしまい、自然なあるべき形の背骨のカーブが損なわれてしまいます。
深く腰掛けることで、骨盤の上に頭が正しい形に位置している状況を作りましょう!
インストラクターが解説!姿勢を良くする立ち方
姿勢を良くするための立ち方は、背骨が天井方向に引っ張られるように意識して、胸を張ることがポイントです。
首から無理やり動かすと負担が大きくなるので、みぞおちから上を起こすイメージを持つと良い姿勢を作りやすいです。
POINT:肩甲骨を寄せる
頭が前方に突き出てしまわないように、肩甲骨を寄せるようなイメージをしましょう。
姿勢を良くする「胸のストレッチ」
STEP1:両手を後ろで組んで背筋を伸ばす。 ※立ったままでも、座ったままでもOK
STEP2:両手を後ろ後ろへ胸を張るように引っ張る
POINT:肩甲骨を同時に寄せておくと、胸の筋肉が伸ばされやすくなります!
STEP3:20〜30秒程度キープする
姿勢を良くする「腰のストレッチ」
STEP1:あお向けに寝た状態で、片ひざを曲げて持ち上げる
STEP2:そのままクロスして倒していき、届けば手で抑える
POINT:このときに肩が浮かないようにすることで、脇腹〜腰〜お尻にかけてストレッチできます!
STEP3:20〜30秒程度伸ばしたら、反対側も同様に繰り返す
姿勢を良くするために注意が必要な生活習慣
長時間のデスクワーク
長時間デスクワークなどをされている方は、要注意です!姿勢が悪い座り方を長く続けると、背中側の筋肉が緊張してしまいます。
1時間ごとなど時間を決めて、少しでも良いので立ち上がってストレッチをしたり、周りを歩くようにしていきましょう。
運動不足
運動不足も姿勢を悪くする要因になります。筋力が低下していると弱い筋肉が重力に負けて、身体を支えられなくなってしまいます。
歩く習慣をつけたり、週に1~2回程度の軽い筋力トレーニング(器具を使わないものでもOK)などを習慣化すると良いです!
姿勢を良くする習慣を身につけよう
姿勢を良くするためには、日々の生活習慣の見直しと今回ご紹介したようなストレッチを取り入れることをおすすめします!
しっかり背筋を伸ばして、健康的でスタイルの良い体型を手に入れましょう。
- 執筆者:
- よっしー