

「お尻ストレッチ」でマシュマロヒップを!お尻を柔らかくする方法
お尻のストレッチで鍛えたい筋肉

お尻には、大殿筋・中殿筋・小殿筋・さらに深層にたくさんの筋肉があります。お尻をストレッチするとき、特に意識したいのは「大殿筋(だいでんきん)」です。
おもに大殿筋は、股関節の伸展(太ももを後ろに引く動き)や、股関節の外旋、骨盤や膝の動きにも影響しています。
椅子から立ち上がる・直立姿勢を保つ・階段を上がるといった動作に重要な筋肉です。
椅子に座ったままお尻ストレッチ

「椅子に座ったままお尻ストレッチ」のやり方
STEP1:イスに深く座る
STEP2:右足首を左脚の太ももの上(膝のあたり)に乗せて手を添える
STEP3:息を吐きながら上体を前に倒す
STEP4:そのまま自然呼吸で30秒キープ
STEP5:反対側も同様におこなう
「椅子に座ったままお尻ストレッチ」のポイント

腰が抜けて背中が丸まらないように注意して、背筋を伸ばしたまま前に倒しましょう。
脇腹からお尻にかけてのストレッチ
「脇腹からお尻にかけてのストレッチ」のやり方
STEP1:あお向けに寝る
STEP2:右ひざを曲げて持ち上げる
STEP3:左側にクロスして倒していき、届けば手で抑える
STEP4:20〜30秒程度伸ばす
STEP5:反対側も同様におこなう
「脇腹からお尻にかけてのストレッチ」のポイント
肩が浮かないようにすることで、脇腹〜腰〜お尻にかけてしっかりと刺激を与えることができます。
下半身の巡りを整えるストレッチ

「下半身の巡りを整えるストレッチ」のやり方
STEP1:あお向けに寝て両膝を立てる
STEP2:右膝の上に左の足首を乗せる
POINT:このとき、左足は外へ倒しておきましょう。
STEP3:両足を浮かせて、両手で右膝を掴む
POINT:両足の間の空間に左手を差し込むと、膝を抱えやすくなります。
STEP4:息を吐きながら、両足を胸に引き寄せる
STEP5:左のお尻が気持ち良く伸びる位置で30秒キープ
STEP6:反対側も同様におこなう
「下半身の巡りを整えるストレッチ」のポイント
引き寄せるのが難しいときはタオルやベルトを使って補助し、無理をせず気持ちがいいと感じる位置で止めます。
毎日続けると、少しずつお尻と足まわりのコリがほぐれていきます。
お尻ストレッチでヒップアップを目指そう

こまめにお尻の筋肉を伸ばして、老化が加速しないようにケアしましょう。お尻の筋肉の柔軟性が上がれば、骨盤の角度は理想のポジションに整いやすくなり、姿勢も改善します。
OKな姿勢で美しく歩いて(OKな身体の使い方をして)日常生活の中で運動不足を解消しましょう。日々忙しくても、工夫次第で若々しく元気に美しく過ごすことをあきらめないようにしましょう!
- 執筆者:
- OK和男