寒暖差で便秘がち。「食物繊維」よりも真っ先に摂るべきもの
「便秘=食物繊維」のイメージ、ありませんか?
食物繊維でお腹の掃除!と聞いた事、ありませんか?
勿論、これもあります。ただし、便秘の腸はカチカチに固くなっているので、先に“カチカチを和らげる”がポイント!腸には「腸壁」と言うものがありますが、便秘の時はカチカチ・パンパン=壁に傷が付きやすい状態です。
そこに刺激のある食物繊維が入ると、デリケートな壁にプツプツと穴が空き、腸自体の動きがさらに鈍り、便秘の悪化、場合によっては一気に来た刺激により「軟便」になってしまう可能性も・・・。
ならどうしたら良い?を次にお伝えします。
食物繊維は後で大丈夫!真っ先に摂りたいのはコレ!
【1】水分量は足りていますか?
水分量が足りないと血流が悪くなり、内臓の動きも滞ります。常温水・白湯を摂る習慣を付けましょう。目標は1日あたり2リットル!
起き抜け・食事前・入浴前・寝る前にコップ一杯(200ml)=800ml
食事時の汁物(約150ml)=3食で450ml
ペットボトル1本=500ml
これで1.75リットル!と、普段の生活内でこれだけ摂れます。さらに口が渇いた時に少しずつ飲む事でクリア出来るので、まずはここから!
【2】発酵食品、ネバネバ食材を摂っていますか?
特に便秘解消に良いのは「日本食」。味噌・納豆・ぬか漬けです。
腸を守りながら腸内環境を整えるので、便秘・軟便、両方の人に改善が期待できます。またネバネバ食材は腸内の汚れを流すので、スムーズな排便を促します。
【3】食物繊維は腸が少しずつ動き始めてから!
消化に時間が掛かる=内臓のエネルギーを使います。動き始める事でエネルギーも発揮されるので、食物繊維の効果を出すなら【1】【2】で少しずつ改善されてからをお勧めします。
腸が良くなると便秘解消+深く眠れる!
腸と脳は密接な繋がりが。睡眠は「脳の休息と脳内の疲労物質を取る」時間です。腸が良くなると脳の疲労物質を取る力も上がり、深く眠れて便秘になりにくい身体作りにも繋がります。
まずはどちらか一つからでも是非お試し下さい!
- 執筆者:
- 内藤 絢