ガチガチ肩にサヨナラ!肩こり解消する1分ツボ・マッサージ
◆事務職OLにガチガチ肩こりが多い理由とは?
まず、何時間も前かがみの姿勢でキーボードを打ち続けると、頭や顔の重みで肩が前に巻き込みやすくなるのです。そのことで、首や肩を支える僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、菱形筋(りょうけいきん)などの筋肉に負荷がかかり、硬くなる傾向があり、肩こりを感じやすくなるのです。
また、筋肉が硬くなることで血管が圧迫されて血流が悪くなり、痛み物質が発生してしまう恐れがあります。
その他、猫背の姿勢で過ごすことで、胸の筋肉、大胸筋(だいきょうきん)が凝り、バストの重みで肩周囲の負担が増えやすくなるのです。
◆肩こりを予防する健康習慣。
気分転換に、肩こりを予防しましょう♪
1.パソコンの画面をスクロールする時は遠くを見ましょう。
パソコンやスマホで動画などを見ている時は目が疲れやすく、首や肩の血流が悪化し、首凝りや肩こりの原因になる傾向があります。パソコン作業が長時間になる場合は、30分に1度は遠くを見ることで、目の使い過ぎによる首や肩の緊張を和らげる効果が期待できますよ。
2.背もたれを使わずに、浅く座り背すじを伸ばしましょう。
骨盤を立てるイメージで座ると、猫背になりにくく、肩がこりにくくなりますよ。自宅でパソコンを使う時はペットボトルを両脇に挟むと、巻き肩を予防でき姿勢を改善する効果が期待できます。
3.アーモンド等のナッツ類やウナギなどのビタミンEが豊富な食材を食べましょう。
ビタミンEには、血行不良を改善する効果や抗酸化作用が期待でき、筋肉の弾力性が上がりやすくなります。
◆肩こり解消する1分ツボ・マッサージ
お仕事の合間にツボ押ししてくださいね♪
1.肩井(けんせい)
首の後ろの出っ張りのある骨と肩先を結んだ線の中間に位置するツボです。人差し指、中指、薬指を3本そろえて、左右同時に肩井のツボを押してください。
真下にやや強めに押すのがポイントです。5秒数えたら、手を離すを繰り返しましょう。肩井のツボの下には頸横動脈が通っており、肩周囲の血流を促進へと導けますよ。
2.肩外兪(けんがいゆ)
肩甲骨の内側の上の角にあるツボです。肩外兪のツボに中指を当て、上下、左右に強めに揺らせてくださいね。肩甲挙筋(けんこうきょきん)という首の肩甲骨をつなぐ筋肉が和らぎやすく、猫背予防にも期待できます。
3.天宗(てんそう)
肩甲骨の中央のくぼみにあるツボです。天宗は、右手で左のツボ押し、左手で右のツボ押しをすると良いですよ。届きにくい場合は、孫の手などを使って押してくださいね。
ポンポンと軽く叩くように押すのがオススメです。デスクワークで座っている姿勢が疲れてきたときに天宗のツボ押しをすると、肩甲骨の凝りが解消に導かれ、姿勢も改善しやすくなります。
肩こりを和らげて、芸術の秋を楽しみましょう!
- 執筆者:
- 横内 稚乃