「無脂肪」「低脂肪」ドレッシングでは痩せられないってホント!?
脂質だってダイエットに「必要」な栄養素
野菜に含まれるビタミン・ミネラルは、代謝を高めるお助け成分。中には油によく溶け、油と一緒に摂取することで効率よく吸収できるものもあります。
脂質は太りやすいからと全てカットしてしまうと、せっかくの栄養素をしっかり吸収できなかったり、体内で潤滑油のようなはたらきをする脂質が不足して便秘になりやすくなったりしてしまいます。
ダイエット中も、オイルは摂取すべき。カロリーだけに気をつけるのではなく、質のいい油をしっかり取り入れることが大切です。
生野菜サラダにはオイルをあわせる
ゴマ油やエゴマ油、グレープシードオイルやオリーブオイルなどの良質な脂質は、野菜と一緒に摂取するのがおすすめ。
塩と一緒にオイルつけて生野菜を食べてもよし、少量をまわしかけてもよし、オイルで少し火を通して食べてもOKです。味の濃い様々な添加物が入ったドレッシングを使うよりも、より代謝を高める効果が期待できます。
「ノン●●」より、質をチェック
どうしても、商品の裏に書かれている「カロリー」表示をチェックしてしまいますよね。ノンオイルやノンファットなど、太りやすい成分を除いたものが魅力的に感じてしまいます。しかし、おいしさを維持するために余計に他の成分を追加しているものが多く、「ノン●●」だからといって代謝を高めやすいとは限らないのです。
そもそも、食べたら必ず太る食材などこの世にありません。必要な栄養素を必要量摂取することが、一番体内を元気にして代謝を高めてくれます。
かなり高カロリーな食事でもスルッと痩せる場合もあるほど。量やカロリーではなく、質やバランスを整えることが、内側から痩せやすい体質をつくるコツです。
- 執筆者:
- Nao Kiyota