スイーツで太る理由は「高カロリーだから」ではありません
1日の消費カロリー量以をオーバーしなくても、太る!?
菓子パンやケーキなどの「スイーツ」は高カロリーなものが多く、食べ過ぎれば太ってしまうのは当たり前。ですが、「高カロリーのスイーツを食べる分、他の食事量を減らせば大丈夫」ではないんです。
問題は、摂取できる栄養素が偏っていること。スイーツでは糖質や脂質に偏り、細胞の材料であるたんぱく質や、代謝を高めるビタミン・ミネラル類が不足しがち。これらが不足しては、摂取カロリー量を消費カロリー量以内に抑えたとしても、代謝が落ちて太りやすい体質になってしまいます。
スイーツと上手に付き合うコツ
「でもでも、食べたいものは食べたいし・・・!」
スイーツを「食べては絶対にNG!」な食品にエントリーすることは難しいですよね。実際にスイーツを楽しみながら、スリム体型を維持している人もたくさんいます。スイーツも、次のようにポイントを抑えれば、太りにくくすることができますよ。
(1) 食事代わりにしない
スイーツを食べる代わりに食事を抜くのはNG。炭水化物を減らすくらいなら良いですが、大切なたんぱく質やビタミン、ミネラル源をシャットダウンしては代謝が低下してしまいます。
(2) 種類や飲み物のチョイスを工夫する
スイーツを選ぶときは、ビタミン・ミネラルが補給できるフルーツが乗ったものや、クッキー記事やスポンジ記事の少ないプリンやゼリー、シュークリーム系を選ぶと、より太りにくくなります。また、飲み物にはハーブティーやシナモンなどのスパイス入りのものをチョイスすると代謝を高めやすくなります。
スイーツを食べる前や後に野菜ジュースを飲んだり、食事で野菜をたっぷり食べたりすることで、さらに代謝をUPさせることが可能。太りにくくする工夫を取り入れて、スイーツも楽しみながらスリム美人を実現しましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota