脱・後ろ姿のオバサン化!30秒で背中を引き締める筋肉リリース
◆35歳以降に後ろ姿がオバサン化する理由とは?
まず、筋肉は、筋膜という薄い膜に包まれていると言われています。この筋膜は表層から深層まで全身を網羅しているために、「第2の骨格」とも呼ばれる傾向があります。筋膜は、柔軟性のある組織(コラーゲン)で、身体の姿勢を保持する役割が期待できます。
ところが、加齢や運動不足、長時間のパソコン作業などから柔軟性が低下し、筋肉が硬くなりやすく、筋膜も委縮したり、くっついたりすることから正しい姿勢を保ちにくくなるのです。そのことで、背中が丸くなったり脂肪がつきやすくなります。
◆後ろ姿美人になる美習慣
後ろ姿がキレイだと、美人度3割増しも夢じゃないですよ♪
1.新しい洋服を試着するときは、必ず後ろ姿も鏡でチェックしましょう。
どれほど前から見て可愛くても、背中でブラジャーにハミ肉が乗っかっていると、ビジュアルが台無しになってしまいますからね。後ろ姿を鏡で映す習慣をつけることで、自然と背すじが伸びて、姿勢が良くなりやすいですよ。
2.胸を張り、やや目線を高くして歩きましょう。
背中がたるみにくくなります。肩甲骨を内側でくっつけるイメージをすると、さらにスタイルが良く見えますよ。
3.腰から脚を出すイメージで歩きましょう。
骨盤から背中の筋肉が使われることで、背中がたるみにくくなりますよ。
◆30秒で背中を引き締める筋膜リリース
筋膜リリース(筋膜はがし)とは、背中などの筋膜の萎縮や癒着を引き離し、筋肉の柔軟性を上げて、関節の可動域を広げて正しい位置に戻す方法のことです。
1.胸の前で手を合わせて、ゆっくりと背中を丸めましょう。
肩甲骨周囲の筋肉が伸びて、凝りがほぐれて老廃物も排出されやすくなりますよ。
2.両脚を肩幅に開いて立ち、腰に手を添えて上半身を片側に倒しましょう。
反対側も同様に行なってくださいね。わき腹から背中の筋肉が伸ばされて、腰痛の予防効果も期待できますよ。
3.床に正座をして、上半身を前に曲げて両腕を伸ばしましょう。
背中の筋肉、広背筋が伸ばされやすくなります。広背筋の凝りを解消に導くことで、肩甲骨が背骨の内側の位置に保たれやすくなり、猫背の改善効果も期待できますよ。
背中を引き締めて、後ろ姿美人になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃