夏の間に引き締まった体に!難易度★★チャレンジダイエット 夏の間に引き締まった体に!難易度★★チャレンジダイエット
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夏の間に引き締まった体に!難易度★★チャレンジダイエット

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2018年08月23日
夏の間に引き締まった体を作りたい、しかもチャレンジすることが大好き!そんなあなたに、全身を引き締めながら美脚まで作れちゃう、ヨガのバランスポーズをお勧めします。このポーズで脚や体幹のバランスが整うようになると、やせ癖体質にも期待大!さっそくチャレンジしてみましょう。

姿勢が悪くなる=痩せにくくなる?

やせ体質が定着している人の共通点はなにか知っていますか?それは姿勢がいいこと。これは間違いのない事実。それだけ姿勢が悪い状態が定着すると、動かしにくい関節と、使いすぎる関節との差が激しくなり、姿勢の悪さのせいで動かしにくくなってしまった関節周りには贅肉がつきやすくなります。

美姿勢の女性
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猫背の人は、背中や脇のハミ肉、ぽっこりお腹に悩んでいたり、反り腰気味の人は下半身太りが解消しなかったり。それだけ姿勢は体型に大きな影響を与えているんですよ。

股関節周りの柔軟性は必須

すっと伸びた美しい姿勢。やせ癖がついている人の姿勢のポイントは、骨盤が傾いていないこと。床に対して真っ直ぐに骨盤が立っていて、お腹、背筋、脚の筋力が自然とバランスよく使われていることにあります。部分痩せなど、ポイントに絞ってダイエットやエクササイズをしても、なかなか効果がないのは、この姿勢の崩れが大きな原因になっています。

骨盤が前傾していたり、後傾していると、猫背や反り腰姿勢を定着させてしまい。背筋を伸ばして姿勢を正そうとしても、うまくいきません。

猫背、反り腰の女性
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骨盤が真っ直ぐに立っていて、上半身を支え、下半身の負担を減らせるポジションを作るには、股関節周りをほぐしましょう。股関節が硬いと、腰がうまく伸びず、下半身に負担がかかり脚が太くなってしまうか、上半身がうまく伸びずに、または安定せずに、バランスが悪くなってしまいます。崩れた姿勢は股関節周りの柔軟性を意識することで改善を図りましょう。

全身強化!ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ(足の親指をつかんで伸ばすポーズ)

私がお勧めするのは、チャレンジ意欲を刺戟するヨガのバランスポーズです。最初から上手にできる人は、股関節周りのトラブルがなく、姿勢も伸びやすいトラブルの少ない体をしているはず。けれども、そうじゃない、難しいと感じる人が大半だと思います。

だからこそ、コツコツ楽しみながらチャレンジしてみませんか?このポーズは体幹を強化しながら、股関節周りの柔軟性を養います。もちろん脚力を強め、美脚効果も!イージーバージョンから徐々に何度を上げていきましょう!楽しんで!

ステップ1

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ
(1)両足を握り拳一つ分開けて立ちます。
(2)膝の裏側と、膝の上を軽く緩め(曲げるのではなく力を抜く)ます。
(3)右脚全体に重心を乗せます。この時腰が傾かないように、胴体は真っ直ぐを保ちましょう。
(4)左脚のひざを曲げて持ち上げ、両手で抱えます。
(5)息を吐きながらお腹の方へ太ももを寄せていきましょう。30秒キープします。

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ,ヨガ
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(6)左手はそのまま残し、右手を離し、右の腰あたりに添えましょう。
(7)15秒キープします。
(8)反対側も同様に行ってください

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ,ヨガ
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ステップ2

ステップ1に慣れてきたら、次の段階へ進みます。ここからは股関節を開いていきましょう。

(1)左足の親指を、左手の親指、人差し指、中指でつかみます。
(2)右ひざを軽く緩め(きつければ軽くひざを曲げる)左脚を胴体に引き寄せます。
(3)体が硬い人は、左足の裏にベルトやタオルをひっかけて補助しましょう。

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ,ヨガ
画像出典: 美LAB.

(4)左脚を、お尻から開くように意識して、脚全体を外側へ開いていきます。
(5)同時に軸足となっている右脚の付け根も外側へ開くように意識して安定させます。
(6)目線は右方向。胴体ごと右へバランスを移動させるように意識すると安定します。
(7)15秒キープします。
(8)反対側も同様に行ってください。

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ,ヨガ
画像出典: 美LAB.

ステップ3「完成」

少しずつ柔軟性がついてきたら、ポーズを完成させていきましょう。まずは、補助のタオルやベルトを足に引っ掛けて、長さを足して勧めていきましょう。無理せず一歩一歩です。

(1)ステップ2の完成ポーズから、ゆっくりと左ひざを伸ばしていきましょう。
(2)背中が丸まらないように腰とお腹を引き上げる力が大切です。
(3)後背部全体、背中、腰、お尻、脚の後ろ側、足の裏をで体を支えている意識をしっかりと持ちます。
(4)可能であれば、左腕の力を緩め、脚を強化しましょう。
(5)15秒キープします。
(6)反対側も同様に行ってみましょう。

ウッティタ・ハスタパータングシュターサナ,ヨガ
画像出典: 美LAB.

焦らず安定感を養おう

このボーズは全身を強化します。体幹の安定力、脚力、引き締めと多くの効果が有るので、焦って適当に行い、完成させているともったいないのです。一つ一つを丁寧にクリアして、どっしりとした安定力を養ってみてください。補助器具や、壁に手をついて支えながらでもOKです。全てが完成する頃には、姿勢がスッと伸びる体に変化しているはず!楽しみながら行ってみてくださいね!

執筆者:
yuuka