

お腹が痩せない原因は、硬いふくらはぎ!?ふくらはぎストレッチでお腹痩せ
まずは簡単なチェックから…
まずは簡単なチェックをしてみましょう!
厚さ3cm超の硬い板を用意するか、低い段差などを利用し、それにカカトをのせて立ちます(写真左)。
次につま先を板にのせて立ってみましょう(写真右)。それぞれ行ってみて、どちらが安定して立っていられたでしょうか?

「カカトをのせて立った方が安定して立っていられる」という方は、つま先重心タイプで、ふくらはぎの筋肉が硬くなっていて、お腹痩せしにくくなっているかもしれません!
普段ハイヒールを履く機会の多い方は、このタイプに当てはまるケースが多いと思われます。
ふくらはぎが硬くなるとお腹痩せしにくくなる理由
では何故ふくらはぎの筋肉が硬くなるとお腹痩せしにくくなると言えるのでしょうか?
ハイヒールを履き続けていると、自ずとつま先重心になります。素足でつま先に重心を預けて立っていただくとわかりますが、ふくらはぎの筋肉が緊張します。
また、つま先重心になりふくらはぎの筋肉が硬くなると、骨盤の前傾が強くなり腹筋の力が入りにくい状態になります(写真参照)。
そのため、お腹痩せを目的として腹筋エクササイズをしても腹筋に効いた感じがしなくなるのです。

「2つのふくらはぎへのストレッチ」の違いとポイント
ふくらはぎには大きく腓腹筋とヒラメ筋という2つの筋肉があります。今回はこの2つの筋肉へのストレッチをご紹介しましょう。
【腓腹筋へのストレッチ】
脚を前後に開いて後ろ足の踵をしっかり地面につけ、重心を前方に預けて後ろ脚の膝を伸ばすようにすると腓腹筋がストレッチされます(写真左)。
【ヒラメ筋へのストレッチ】
同じく脚を前後に開き、後ろ足の踵をしっかり地面につけた状態から、重心を下に落とすとヒラメ筋へのストレッチに変わります(写真右)。

写真ではわかりにくいですが、いずれのストレッチも「つま先の向き」がポイントで、つま先を正面を向けるようにします。つま先を正面に向けることで、内側と外側がバランスよくストレッチされるようになるからです。
心地よいストレッチ感が得られるところまで伸ばし、少しずつ可動域を広げながら20〜30秒間伸ばし続けることで効果が期待できます。
先程のチェックでつま先重心タイプだった方は、いつものお腹痩せエクササイズを行う前に2つのふくらはぎへのストレッチを行ってみてください!
- 執筆者:
- 町田 晋一