真夏に多発!?「ぎっくり腰」を予防するツボ・マッサージ
◆真夏にぎっくり腰が急増する理由とは?
まず、冷たいジュースをがぶ飲みしたり、冷房で冷え切った室内で過ごすことで、内臓や腰回りが冷えやすくなります。
そのことで、腰回りの筋肉が硬くなり、急にイスから立ち上がったときなどに、腰の目に見えない細かな繊維が切れてぎっくり腰の原因になってしまうのです。
◆ぎっくり腰を予防する健康習慣
日常生活でお手軽に、腰痛対策しましょうね♪
1.長時間の座り仕事をする時は、伸縮性があり締めつけない素材の衣服を選びましょう。
冷えた室内で、身体を締めつける、身動きの取りづらい服で長い時間過ごすと、血行が悪くなりやすく、腰の筋肉も硬くなりやすいので気をつけてくださいね。
2.電車やバスで立つ時は、しっかりと手すりにつかまりましょう。
つり革を持つのは、不安定なので避けてくださいね。理由は、乗り物の揺れにより、腰の筋肉に必要以上に負荷がかかってしまうからです。手すりをしっかりと持ち立つことで、骨盤の位置が安定し腰の筋肉が硬くなりにくいメリットがあります。
長時間、乗車する際は時々、手すりを持つ手を左右交互に持ち帰ることで、身体のバランスが良くなりやすいですよ。
3.布団など重たいものを運ぶ時は、片膝を床につき荷物を近づけて持ち上げましょう。
重たいものを運ぶときは、腰の筋肉が伸ばされて、ぎっくり腰になりやすいので、細心の注意が必要ですよ。膝を伸ばしたまま、荷物を持つと腰を痛めやすいので、必ず膝を曲げましょうね。
◆美容鍼灸・整体師が伝授! 真夏のぎっくり腰を予防するツボ・マッサージ
ホットドリンクを飲んだ後にツボ押しするのがオススメです!血行を促進へと導き、内臓の冷えの改善効果が期待できることで、腰の筋肉の弾力性もアップしやすくなります。
1.腎兪(じんゆ)
おへその真後ろの背骨から、左右へ指2本のところにあるツボです。腰に手を添えて、親指で腎兪のツボをグッと押し込みましょう。余裕があれば、腰を左右にひねりながらツボ押ししてくださいね。一日中、冷えた室内で座りっぱなしでガチガチに硬くなった腰の筋肉をほぐし、痛みを緩和しやすくなります。
2.志室(ししつ)おへその真後ろの背骨から、左右へ指4本のところにあるツボです。
1の腎兪と同様に、親指で志室のツボを押し込みましょう。
余裕があれば、両手でこぶしを作り、円を描くようにマッサージしてください。腰の筋肉の緊張を改善に導き、背すじが伸びやすくなりますよ。
3.太衝(たいしょう)
足の甲側で親指と人差し指の骨の間のくぼみにあるツボです。手の親指で太衝のツボを手前に引っ掛けるように押してください。足先、末端部分の血流を促進へと導くことで、お腹や腰の血行の改善効果も期待できます。また、腰の痛みを和らげやすいですよ。
ぎっくり腰を予防して、姿勢美人になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃