あれっ!?ブーツが入らない!夕方の困ったむくみの原因と解消法 あれっ!?ブーツが入らない!夕方の困ったむくみの原因と解消法
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あれっ!?ブーツが入らない!夕方の困ったむくみの原因と解消法

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング…
2016年11月25日
夕方になると足がむくんで、「ブーツがきつい!」「ブーツが入らない!」と困った経験がありませんか?そんな時むくみを解消する方法をしておくととても便利。そして、むくみを解消するにはその原因を知っておくことが重要なポイントとなります。そこで、今回はあなたを困らせる夕方のむくみの原因と、その解消法についてご紹介したいと思います。

1.血流をよくする

私たちは眠っている時以外は基本的に足を下にして生活しています。そのため血液が徐々に下半身にたまっていくことに。

下半身にたまった血液は、ふくらはぎの筋肉を使って全身で押し返される仕組みになっているのですが、長時間同じ姿勢でいたり、ふくらはぎの筋肉が弱くなっているとその機能がうまく作用しなくなってしまいます。その結果足がむくむことに。

そこで、血流をよくするためにはふくらはぎを揉む、足裏のツボを刺激するといったことが効果的です。また、デスクワーク中心の人は、可能なら足を少し高くあげておくとむくみを軽減することができますよ。

太ももを揉むイメージ
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そして、日頃から心がけたいのがふくらはぎの筋肉を鍛えること。階段昇降や、かかとの上げ下ろしを毎日の習慣にして、ふくらはぎの筋肉を鍛えてむくみを予防しましょう。

2.冷えを予防・改善する

冷えは血流を悪くして水分や皮下脂肪を下半身にためこむことにつながります。これがむくみの原因に。これからの季節は特に注意しましょう。

冷えを解消するには、日頃から身体を冷やさないように心がけることが先決です。肌の露出をできるだけ避け、首元や足元を常に温めておきましょう。

足を温めるイメージ
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また、カフェインや夏野菜・南国のフルーツなどは身体を冷やす作用があるため控えめにしましょう。そして、反対に身体を温める効果のある生姜や根菜、冬野菜などを心がけて口にすることが大切です。

3.疲れやストレスにご注意を

一見冷えとは関係がないように思える疲れやストレスも、自律神経のバランスを崩すなどして血流を悪くする原因に。忙しくてもできるだけ休息できる時間や睡眠時間を確保する、気分転換の方法を身につけておくといったことをぜひ心がけてください。

4.体重の増加を最小限に

健康な人は、朝と夜とで体重が1.5キロ程度変わることは多くの人が知っているところでしょう。これも夕方のむくみと密接な関係があります。

この体重増加の程度をできるだけ小さくすることも、夕方のむくみ解消には効果があります。そのためにはまず食べ過ぎないこと。そして、水分をしっかりと補給して排泄を促すことが大切です。

体重を計るイメージ
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カフェイン飲料をよく口にする人はその分水分を多くとる(できれば常温の水や白湯がベスト)、またカフェイン飲料の摂取量を控えめにするといったことも同時に心がけましょう。

その上で、できるだけ身体を動かすことが重要なポイントに。平日は運動する時間がないという人でもオフィス移動の際に階段を利用する、通勤の際にひとつ遠い駅まで歩いてみるといったことを心がけることが効果的です。

このほか、足のむくみは塩分の摂り過ぎが関係していることも。日頃からバランスがよく、塩分を控えめにした食生活を心がけましょう。

執筆者:
遠藤 幸子