ビールにアイスにジュース・・・冷たい物を食べすぎた時の対処法3つ
対処法1.薬味や味つけに香辛料を使う
薬味や香辛料は体を温めてくれるものが多いです。夏に頂きたくなる冷奴やサラダなどの副菜に、薬味や味つけに香辛料を使って、冷えた体をポカポカ温めてあげましょう。おすすめの薬味をご紹介しますね。
生姜・・・体を温める食材で有名ですが、時に胃を温めてくれる食材です。冷たいものを飲むと胃腸系システムの脾が弱ってしまうので、生姜で温めてあげましょう。
みょうが・・・巡りを良くしながら体を温めてくれるみょうが。癖のある味わいがお料理の味を引き立たせてくれるので、いろんな物にトッピングにして楽しんでみて!
大葉・・・体を温め、お腹の冷えを緩和してくれます。また胃の不快感もとりのぞく効果がきたいできるので、夏の食欲がないときにぴったりです!
対処法2.冷たいものを摂った後は温かいものを頂くマイルールを作る
自分が一日どのようなものを口にしているか、振り返ってみたことがありますか?何も考えずに摂取してしまうと冷たい麺類、冷たいお茶、アイスなど冷たいものを続けて頂いてしまっていることがあります。
夏は冷たいものがおいしい季節なので、全く食べないでとは言いませんが「冷たいお茶を飲んだら次は温かいお茶にしよう」など、自分の中でルールを決めて、続けて食べることがないようにしていきましょう。
対処法3.食事の中にスープやお味噌汁など汁物を飲む機会を作る!
対処法2でも書きましたが、夏は調理のしやすさから麺類などが食卓にのることが多くなります。美味しい麺類ですが、冷たい麺類ばかりたべていると体が冷えて、胃腸系システムの脾が弱ると言われますし、体が冷える一方。
ですので一日の中でお味噌汁やスープなど、汁物を頂き脾を労わってあげましょう。お味噌汁のお味噌は体を温めてくれますし、スープに1でおすすめした薬味などを使えば体がポカポカになりますよ。
夏の冷たいものの摂り過ぎが、秋冬の冷えにつながります。その時はよくても後から自分にしわ寄せがきてしまうので、偏りがないように冷たい物と温かいものをバランスよく摂り入れていきましょうね。
考文献:薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖,植木 もも子 (監修), 喩 静,西東社
- 執筆者:
- 倉口 ゆうみ