〇〇〇のお風呂で6kg減!?40歳、万年ぽっちゃりから脱却できた理由
「ダイエット王子」の愛のダイエットサポート奮闘記♡Vol.7
今回のお客様は、メーカーで事務職をされているAさん(40歳/161㎝/62㎏)
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■2年前から週に1~2回ホットヨガに通い、食事もそこそこ気を付けているのに、先生、ぜんぜんやせません・・・。もっとストイックに食事制限や運動をしないとダメかしら!?
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Aさん (40歳) 、161㎝、62㎏。都内のメーカーの事務職。真面目で素直、やさしい印象のお人柄。40歳を目前に、万年ぽっちゃりを卒業すべくダイエットを開始するも、体重はぜんぜん動かず・・・。
ストレスオフでのダイエット、いざ実践!!!
【前回のあらすじ】
Aさんは、ヘルシーな食事と毎週のホットヨガで2㎏の減量に成功するも、そこから体重は動かなくなってしまいました。
お話を伺いストレスチェックを行うと、ストレス点数がマックスの高さ!ストレスを受けると、人間は食欲増進ホルモンと代謝抑制ホルモンが分泌されて、太ってしまう・・・。同じ生活をしているようでも、ストレスを受けているか受けていないかで太る太らないが決まってしまう・・・。
そんなAさんの、ストレスオフでのダイエットが始まりました!
『上司との人間関係』『満員電車』『自分の考え方・性格』がストレスの原因に
小山「ストレスチェックシートを記入してみて、いかがでしたか?」
Aさん「予想どおり、『仕事』が10点で、最高点になっちゃいました・・・」
小山「お仕事、そうでしたかー(^_^;)。Aさん、お仕事、かなりストレスフルなんですね。具体的に言いますと、お仕事、どんなところにストレスを感じているんですか?」
Aさん「上司との人間関係です」
小山「人間関係かー!任せてください!!ボク、人間関係対策、めっちゃ得意です(笑)」
Aさん「そうなんですねー!」
小山「お仕事以外はいかがでしたか?」
Aさん「『環境』のところで良いのかな、満員電車に思った以上のストレスを感じているのと、『自分の考え方、性格』のところに結構ストレスを感じていたのは意外でした」
小山「そうでしたかそうでしたか!Aさん、すごいすごーーい!実は、心理学的には、人間、『自分が一番自分のことについて知らない』なんて言われていたりします」
ボクたちは自分の事に1割しか気付けていないんです(笑)
みなさま、自分で自覚・理解している顕在的な意識と、自分では分かっていない潜在的な意識があるっていうお話、どこかで聞いたことありますでしょうか?顕在意識が1割、潜在意識が9割と言われていて、ボクたちは自分の事に1割しか気付けていないんです(笑)。
一方、危険察知や自分にとって得か損かを判断する必要があることから、人間、動物は、まわりや他人の事にはいろいろと気付けるという特性を持っています。
よって、自分が一番自分のことについて知らない、なんて言われているんです。だからこうして、簡単なチェックシートセッションでご自分の事に気付けたAさんは、本当に素晴らしく、すごいすごーいとなるわけなんです!
小山「ストレス対策にしても何にしても、人間が成長したり何かを解決したりするためには、『現状を知る』ということが絶対に必要で、ここをしっかりキャッチできて受け入れられると素晴らしい未来が待っているので、Aさん、最高ですよ!!」
Aさん「そうなんですね!なんだか分からないのですが、勇気がわいてきました(笑)」
あるべき論を可能な限り減らして、『本当はどうしたいか』で動いてみる
小山「Aさんのストレスは、仕事における人間関係と、満員電車、そしてご自分の考え方や性格のところが起因している、ここをキャッチできましたね!」
Aさん「はい、できました!」
現状把握ができて、ダイエット成功へのスタートラインに着実に立てたAさん!実は、Aさんのご自覚されていたストレスの原因(ストレッサー)は、まさに人間のストレッサーの三大要素でした。
<三大ストレッサー>
【1】人間関係
【2】物理的なもの(満員電車、隣が工事している、忙しくて時間が無い等)
【3】心身的なもの(肩凝りがひどい、太っているのがイヤ、自分の性格がイヤ等)
小山「Aさん、では、職場での人間関係からいきましょうか!具体的にはどんな感じなんですか?」
Aさん「直属の上司が、ネガティブな発言が多いんです。指示を受けたり相談している時はもちろん、席が近いので、独り言のようにいろいろ言っているのも聞こえて来ちゃって。当然、表情もいつもしかめっつらで、ため息もずっとついていて・・・」
小山「そうでしたか。それはおつらいですね。その現状、本当はどうなってくれたら最高にうれしいですか?」
Aさん「上司が他の方に変わってくれたらうれしいです(笑) 」
小山「出ましたー、完全に本音ですね(笑)。ただ、残念ながら上司は変えられないので、自力でできること、探してみましょう!」
Aさん「そうですねー!」
小山「自分でできることの範囲で、こんなことが起きてくれたら、起こせたら嬉しいっていうの、ありますか?」
Aさん「そうですね、できるだけ、できるだけ接触しない、見ない、っていうことかしら(笑)。仕事に支障が出ないレベルで!」
小山「それ、いいじゃないですかー!実は、人間関係を調整する一番のポイントの1つに、距離感を最適化させる!っていうのがあるんです!」
小山「人間関係って、あるべき論にとらわれて、例えば親だから一緒にいなきゃいけない、ママ友だから頻度良く会わなきゃいけない、上司だからなるべく時間を共にしなきゃいけない、って、時になったりするんですが、実はそこ、あるべき論を可能な限り減らして、『本当はどうしたいか』で動いてみるのも良い作戦なんです!」
Aさん「そうなんですね!上司だから、なるべく時間や空間を共にするべきかと思い、仕事をしていました・・・」
人間関係のストレスをはずしやすくする裏技は、ズバリ、ピンクなんです!
ということで、Aさんと上司との距離感の最適化から始めることになりました。お聞きしたら、同じグループにその上司以外に先輩もいて、承認をもらう時や、定例の大きな報告以外は、その先輩に相談したり報告すれば良いとのこと。
また、席も、自分の席以外に作業用のフリースペースがあり、どちらでお仕事していても良いようなちょっと融通の効く環境とのことで、上司と接触しない、見ない作戦は、意外と簡単にできるとのことでした。
一見なんでもないようなお話なのですが、人間ひとりでは、こんなことにも気付けなかったり対処できなかったりするものなんです(笑)。
Aさん「あるべき論をはずしたら、なんかとってもスッキリしちゃいました(笑)。先生、ありがとうございます。明日からすぐにできそうです!」
小山「いいですねー!それができたら、職場でのストレス、何点ぐらいになりそうですか?」
Aさん「3~4点ぐらいになっちゃうと思います。多少、繁忙期ではあるので、その分が残るぐらいです!」
小山「いいですねいいですねー!10点が3点に!!!最高じゃないですかー(*^^*)。ちなみに、人間関係のストレスをはずしやすくする、裏技もありますよ!色彩心理学という色の心理学があるのですが、人間関係をはずす色は、ズバリ、ピンクなんです!!」
Aさん「えーーー、なんですか、それ(笑) 」
小山「ピンクには、狂暴性をとっちゃうような効果があって、例えば、アメリカのある刑務所の内装を全部ピンク色にしちゃった所があったんですね。そしたら、刑務所内でのケンカや暴力的なふるまいが激減したっていう実験があって、それ以来、内装をピンクにする刑務所が世界中で増えたんです!」
Aさん「すごーい!ピンクにしただけでですか?」
小山「そうなんです!狂暴性がなくなって、相手をゆるせちゃったり、争う気持ちもなくなり、もはやどうでもいいか!ってなっちゃうんです。だから、仕事で使う小物をピンク色のものにしたり、あとは、ピンクに囲まれると良い効果が出るので、ピンク色の入浴剤を買ってきて毎日それでお風呂に入ると最高ですよ!」
Aさん「ピンクの入浴剤!先生、今日、今日買っていきます!!」
結果は・・・、見事3ヶ月で6㎏の減量に成功!!!
Aさんのストレスオフでのダイエット生活は、上司との距離感、そしてピンク生活(笑)で始まりました。あと、満員電車については、1時間早く家を出てすいている電車に乗り、『会社の近くのカフェで大好きな読書をする』という作戦をとることに。自分の考え方や性格については、これらが上手に進められたら、その次に取り組もうということになりました!
結果は・・・。会社でのストレスが減ることで、食欲増進ホルモンのしわざで(笑)ついつい食べていたお菓子が減り、お食事の量も少し減り、心身が軽くなってきたので体を動かすことも楽しくなって、ホットヨガの回数も増え、代謝抑制ホルモンの減少もおそらく手伝って、見事3ヶ月で6㎏の減量に成功!
今は、考え方や性格のところについて、一緒にセッションしているところです。
このあたりは、また追ってご紹介しますね!みなさまも、ぜひ、ストレスをオフすることでのダイエット、チャレンジしてみてください!!!
次回のレポートは6/28(木)更新予定です!お楽しみに♡
■過去の記事はこちらから!
Vol.6『食欲が増進しちゃうホルモン、代謝が抑制されちゃうホルモンが出てしまう生活って!?』
Vol.5『ゲーム感覚でゆるゆる減量!食事だけでマイナス5kgを叶えた勝因2つ♡』
Vol.4『わかっているけど酒太り・・・。“外飲み派”が今すぐやるべき3つの分別』
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※本記事は、ダイエットトレーナー&メンタルコーチの小山圭介氏に、実際にお客様にダイエットサポートを行った際のエピソードをもとにご執筆いただいております。※効果には個人差があり、すべての方に同等の効果を保証するものではありません。
- 執筆者:
- 小山 圭介