垂れたヒップを上向きにする「スクワット」のコツ
ヒップを上げるスクワットのやり方
皆さんはスクワットをしたことがありますか?遠く後ろにある椅子に腰を掛けるように、お尻を後ろに突き出すように腰を落とすのが、お尻の筋肉を使う原則です。
その際、つま先と膝は同じ方向(前)を向き、両すねは平行になっていますか?お尻の筋肉が上手く使えないと、膝がくっついたり膝が近づいたりしてしまいます。
また、お尻を後ろに突き出すのが甘いと、尾骨が下を向いた「丸腰」になってしまい、お尻よりもかえってももの前が使われて太く張ってしまうことがあります。お尻の穴を天井に向けるようなイメージを持ってみましょう。
ただし、腰を反るのではなく、必ず下腹を凹ませる意識を持って、腰に負担がかからないようにカバーしましょう。立ち上がる時は、お尻を寄せるようにイメージをしながら立ち上がっていきます。正しいフォームでスクワットをすれば、最初は10回もすればきついでしょう。
階段の上りで実践してみよう
このスクワット、例えば椅子から立ち上がる時に意識をしてみたり、トイレに入った時に実践してみたりすることができます。また、階段を上る時に意識をするのもいいでしょう。かかとまでしっかりと段を踏み、お尻を突き出しつつ下腹を凹ませて、腰が硬くなる負担がかからないようにします。
かかとでしっかりと段を押して、お尻を寄せるように意識をしながら立ち上がります。その連続で、段を上っていきます。階段を上っているので、動きとしては小さく速めになりますが、積み重ねていけば差が出てきます。
ももを使うのではなくて、ヒップを使ってのぼる。ももを使うのではなくて、ヒップを使ってスクワットをする。そのイメージがとても大切です。
おわりに
いかがでしたか?シンプルではありますが、ただやみ雲にスクワットをするのではなくて、ポイントをつかんで行うことが大切です。
お尻の筋肉に効いている感覚を得られたら最高です。ヒップは筋肉で作られます。いつからでも筋肉は意識して育てられますから、あきらめずに地道に続けてみましょう。
- 執筆者:
- 美宅 玲子