「食べても太らない人」って体質なの?実は、その秘密とは…
もちろん、体型が華奢な人や、食べても食べても体重が増加しにくい体質の人もいますが、その“食べ方”にも、納得の太らない秘訣がある場合があります。今回は、「食べても太らない」身体になるための、食べ方のコツをご紹介します。
ポイントは「たんぱく質をしっかりとっているかどうか」!?
普段の食事を思い返してみてください。肉や魚、卵、豆製品、乳製品など、“たんぱく質が豊富な食材”をたっぷりとっていますか?
肉は脂っぽいし、豆系の副菜やデザート的な乳製品は、余計なカロリーを摂取するだけだからなるべく避けているという人も多いのではないでしょうか。ここに、太る人・太らない人の差があります。
実は、たんぱく質が豊富な食材は脂質も豊富。この二つは消化に時間がかかるため、しっかり食べることで腹持ちがよくなります。
高カロリーになるからと、たんぱく源を避けている人ほど、その分ごはんやパン、パスタなどの炭水化物が豊富な食材で済ませてしまいがち。
炭水化物は消化が早く空腹のもとになりますし、余分なぶんはすぐに体脂肪として蓄えられてしまいます。
日々の食事でしっかりとたんぱく質が豊富な食材を取り入れる。これだけで、ぐっと間食への欲求や代謝が変わりますよ。
たんぱく質が豊富な食材は、どのくらい食べていいの?
大まかな目安は、1食で「手のひら1枚」程度。厚さも大きさも、自分の手に合わせると調節しやすいです。
たとえば、朝食に卵焼きか焼き鮭に、ヨーグルト(100g程度)をプラス。昼食には唐揚げや高野豆腐、冷奴などから組み合わせ、夜は肉を5~6枚(重ねて手のひらぶんになるくらい)。
朝食や昼食はエネルギーとして消費されやすいため、少しカロリーが高めでもOK。このようにたんぱく源をしっかり取り入れると、炭水化物の食べ過ぎや間食を防ぎやすくなります。
夜はエネルギーをあまり消費しないため、炭水化物を控えめにしましょう。
食べ方次第で、太らない体質を実現できます。空腹に悩んでいる場合や、食事制限で代謝が低下してしまった場合などは、ぜひたんぱく質を摂取して燃焼体質に導いてください。
- 執筆者:
- Nao Kiyota